柚樹ちひろ

ちゃんとしたエロ描写があって驚いたし、世界観が思ったよりしっかりしてる。

5巻

人間と獣人が共存する町に住む高校生・万理。彼女は獣人用教育プログラムの「特例生」としてやってきた獣人・繋と出会う。“獣人”という存在に戸惑いながらも、優しく純粋な繋と接するうちに惹かれていく万理。
従来、獣人には”忌み月”という発情期があるが、繋にはそれがなかった。しかし、万理の甘いニオイにより、繋の身体に異変が起こる…‼︎
ピュアな異種間青春ラブストーリー。

人間からの冷たい言葉にも屈せず、怒ることもせず、これが普通だと受け入れようとしている繋。彼の優しさや、自分が異種へ溶け込もうとする姿勢には感銘した…！いじめや差別があるのはその人の背景や考えを知ろうとしないで、その人たちの世界に入っていこうとしないから。獣人が先んじてその姿勢を体現しているのが、人間への皮肉もこもってる気がする。

獣人に恋した万理がその気持ちを誇らしく思っているのもステキ。誰が対象でも人の恋する気持ちを全肯定してくれる、勇気の出る作品でもある。また心の声のポエムもお上手な作家さん。儚さの表現が素晴らしい。

顔ガッツリ犬なのにかっこよくみえる不思議…

TLは許容できる作品が限られるのだけど（絵とストーリーとエロ表現）、この作品はかなり好きな部類でした。表紙そのままのハッピーエンド万歳。イケオジ羽山店長、どっかにリアルでいてほしい、なー。

はなちゃんがかわいい

最高のおじ様がここにいた…！歳の差恋愛模様を描いたストーリーにも引き込まれて、思わず一気読み！