久保田千太郎さんの作品の書影

久保田千太郎

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『母の曠野』の書影

母の曠野

139

発刊: 2017.08.15 ~

完結・全1巻

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▼第1話/中国からの手紙▼第2話/逃避行▼第3話/収容所にて▼第4話/再会▼第5話/帰国▼第6話/予兆▼第7話/正月▼第8話/帰心▼第9話/彼岸▼最終話/母の旅 ●登場人物/江藤光一(すでに独立した3人の子どもをもつ父親。40年前に中国で別れた義母をひきとるが、文化の違いや自分の思いこみにとまどう)。江藤(管)きみ( 40年ぶりに日本に帰ってきた母親。しかし今の日本は自分の祖国ではないとわかり 、8カ月で中国に戻る)。 ●あらすじ/光一は、責任感が強く人望もあるサラリーマン。ある日、中国の母親から手紙が届く。母きみは、40年前に別れたきり消息がわからなくなっていたのだ 。終戦の直前、中ソ国境地帯の部隊にいた光一たちは、父と別れ厳しい逃避行をした経験をもっていた。中国語で書かれたその手紙には、生きている間にひとめ会いたいと書いてあった(第1話)。▼光一は家族会議を開き、母親を迎えにいくと宣言する。母とともに敗戦を迎えてから、軍隊の手を逃れ、現地民に追われながらもなんとか自決することなく逃げ延びることができたのは、偶然の結果だった(第2話)。▼一路母のいる竜江省へ向かう光一。国営農場に、深く皺の刻まれた年老いた母親をみつける。母は光一の入院費を工面するために中国人と再婚し、現地にとどまっていた(第3話)。 ●本巻の特徴/光一は継子だった。母は、光一と同じく先妻の子である立鮮を育て 、40年間中国で生き抜いてきた。日本に帰った母は、だんだん望郷の思いがつのる 。長年暮らし、亡くした3人の実子の眠る中国が、本当の故郷になっていたのだ。 ●その他の登場キャラクター/美登利(第1、5~最終話)、秀次(第1、2、5~最終話)、義光(第1、9話)、洋子(第1~3話)、哲男(第1~3話)、英一(第2、5~7、9、最終話)、咲枝(第2、5、7、9、最終話)、管立鮮(第5話)、武彦(第7~最終話) ●その他のデータ/あとがき~久保田千太郎(脚本家)、年表・付表

『三国志』の書影

三国志

3.04

132

発刊: 2009.02.06 ~

通常版・他1作品

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最強の英雄伝が蘇る!!         王朝が衰退し、野党に飢饉と、とどまることのない地獄に草民は苦しんでいた。そんな時代のさなか、強き魂を持つ男たち、劉備・関羽・張飛が決起する!!

『文庫版 三国志』の書影

文庫版 三国志

55

発刊: ~

通常版・他1作品

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2世紀後半の中国大陸――隆盛を誇った漢帝国も末期を迎え、後漢王朝も虫の息。この期に乗じて各地に黄巾賊が群がり起ち、後漢に弓を引く。 漢の中山靖王の末裔劉備玄徳lは、たく県の桃園に関羽・張飛と義兄弟の誓いを結び、かり集めた農民兵たちとともに黄巾征伐に起ちあがった。小軍団ながら各地に転戦、抜群の成果をあげながら戦功はなかなか認められなかった。そんな戦野で出会ったのが若き騎兵隊長・曹操孟徳であった!

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