成人の年を迎え、竜族の皇帝に謁見することになった妖精族の王女エフィニア。 皇帝グレンディルに出会った途端、なんとエフィニアが彼の「運命の番」だということが発覚する。 驚くエフィニアだったが「あんな子供みたいなのが番だとは心外だ」という皇帝の心無い言葉を偶然聞いてしまい…。 「ならば結構です!傲慢な皇帝の溺愛なんて望みません!」とエフィニアは自立を決意。 他の側室の嫌がらせにもめげず、のびのびと後宮ライフを満喫しているうちに、後宮に迷い込んだ謎の幼竜とも仲良くなるが、どうもこの竜には秘密があるようで……。 竜族皇帝×妖精王女のすれ違い後宮ファンタジー第1巻!