六道 神士(りくどう こうし、1970年11月16日 - )は、日本の漫画家、同人作家。男性。福岡県太宰府市出身。九州産業大学卒業。代表作は『エクセル・サーガ』など。
全身を機械化した「完全義体」を持ちながら、天涯孤独な天然少女が初めて心を許したのは…実は世界征服を目論む女マッドサイエンティストと、地上最凶の美少女型殺人アンドロイドだった! ?
仕事にしか夢中になれない天才プログラマーの足利めいなは自分あてに送られた荷物に入っていた謎の装着器具を興味半分で身に着けてしまう。途端にエッチな仮想現実にまきこまれ、めいなの身体は大ピンチに!? Hコメディ!
ぬしは今日、終わったのだ。それを吾が助けた。そして、ぬしの『しだ』をいただく…………ひとが……なくなっていく……?怖いことが起こる………ぬ………あれ……何これ!?これは……あたしの中になんかいる!妖の力を得ちゃった女子大生、ミズキ……あなたの「時(しだ)」をイタダキます!?
小さな小さな不思議な彼ら、伝承では『ブラウニー』と呼ばれたりもする小人が活躍するファンタジー作品。 ブラウニーの二人、ピオラとフィオが主人公です。 一話完結型で、各話、天に助けを求める様々な事情を持った人々の前に現れ、裏で手を貸して人知れず人助けをするストーリーとなります。 第一話では、ある朝靄の烟る街、翌朝までに終わらせないといけないのに眠ってしまったおじいさんの元にブラウニーたちは現れます。 グリム童話の"小人の靴屋"のような展開ですが、設計図に書かれていたのは靴ではなく、南極一号よろしく口が不自然にO型に設計された全裸のお人形の設計図だったというとんでもないファンタジーです。 おまけに途中まで頑張った作りかけのそれは、木の棒を組み合わせたカカシにもならないひどいもの。 なんの因果か、おじいさんの代わりにオーバーテクノロジーなダッチワイフを完成させないといけないブラウニーは、せっせと超未来の疑似人格を組み込んだ高性能ダッチワイフを完成させるのですが、縮退炉が組み込まれたダッチワイフはおじいさんを殴り殺し、街に繰り出して人々を惨殺。 多くの被爆者を出しながら暴れまわるダッチワイフは、顕現したブラウニーによって成層圏外に運ばれ爆破されるというとんでもないストーリーです。 他にも助けを求める声を聞いて現れるのですが、屈強な山賊の群れによって既に手遅れな感じで襲われた女の子の前に出現したり、娘を助けたいお父さんは近所の若い娘をさらってパッチワークで完全な一人の人間を作ろうとがんばったりと、とにかく展開がブラック。 やっていることは、困った人の元に神様の使者が現れて奇跡を起こすということに相違ないのですが、殺戮や強姦が公然と行われるヤバいファンタジーですね。 ただ、陰惨ですが神の使者であるブラウニーはその状況に対するツッコミ役で、ギャグ要素が強いです。 正直、笑っていい状況ではないのですが、ひどいひどいといいつつ苦い笑いを誘ってしまういけない作品となってます。 絵はうまく、毎話のようにエロシーンが差し込まれるので好きな人は好きだと思います。 ちなみに私はこの手の作品大好きです。 ラストは人類滅亡と誕生という壮大な終わり方になっています。 無茶苦茶な内容ですが、ストーリーは練られていて、エログロ抜きでも物語として面白いです。 エログロ抜きでも面白かったと思いますが、やはりエログロありきなマンガなので、そういった表現がお好きな方向けですね。 万人向けではないですが、ハマる人はハマると思います。
by うにたべたい (525)