作品数:3
ファンになるケダモノたちの人間喜劇。黒猫探偵ブラックサッドの活躍を描くハードボイルド・シリーズ第二作新装版! 白人至上主義が横行する町で起きた黒人少女失踪事件。その裏に隠されたある悲劇の物語とは!? 極上の絵と胸打つストーリー。1950年代のアメリカ。私立探偵ブラックサッドは、大都会の郊外の教師から奇妙な依頼を受ける。女子生徒のひとりが行方不明になったのに、母親から届けも出ていないと言う。調査に乗り出したブラックサッドは、≪ザ・ライン≫が住民の肌の色に基づく徹底的な差別主義に侵されていることを知る。少女誘拐事件の裏に隠された謎とは? 原作者フアン・ディアス・カナレスも「唯一無二の親友」と認めた相棒ウィークリーも本書で初登場。
偉大なる黒猫探偵『ブラックサッド』の第4巻!! 村田雄介氏絶賛!! 「それぞれの動物の特徴を見事にとらえつつ、「あっ、こんな人いるなぁ」という人間のカリカチュアにも見える。相反する筈の要素が高いレベルで同時に成立し矛盾しない。これぞ天才の仕事!」村田雄介(漫画家)【ストーリー】冷戦期のアメリカを舞台に活躍する孤高の黒猫探偵ブラックサッド。ある日、彼は、一代で巨大レコード会社を築いた ファウスト・ラシャベルから行方不明の天才ジャズピアニスト、セバスティアン・フレッチャー探しの依頼を受ける。彼はすぐさま相 棒のウィークリーと調査に乗り出すが謎を追ううちにセバスティアンが抱えていた秘密の存在が明らかになる。ふたりの前に立ちふさがる謎の探偵リーマン、ファウストの息子トーマス、いかがわしげな女占い師マダム・ジブラルタル…… 彼らの目的は? ファウストの依頼の隠された真実とは? 南部アメリカ、ルイジアナの明るい太陽のもと、ジャズの街ニューオリンズを舞台に、ブラックサッドは無事セバス ティアンを見つけ出すことが出るのか? スペイン出身の作家フアンホ・ガルニドの人気ハードボイルド・バンド・デシネ『ブラックサッド』シリーズ第4弾! 作者自身がページをめくるごとに音楽が聞こえてくるようだと称した名作。