井浦 秀夫(いうら ひでお、1955年 - ) は、日本の漫画家。長野県上高井郡小布施町出身。長野県長野高等学校、早稲田大学第一文学部卒業。
正義と人権を尊重することで有名な「白石誠法律事務所」。この日、新人弁護士の武田真実は、事務所の先輩・九頭元人と、上司からのセクハラが理由で会社を辞めた女性の相談を受けていた。だが、親身に応対する武田に対し、九頭は「チチもまれてキモチよかったか?」などいい加減な発言ばかりで…!?
刑事ゆがみは人の心の裏を見透かす!! マンションから転落死を遂げた一人の男ーー 彼は、かつて弓神(ゆがみ)が逮捕した事のある元泥棒だった。 刑事課では、再び泥棒に戻った彼が、足を踏み外した転落死、との見立てをするが……!? 現代社会の闇を知り、人の心の奥底を見透かす刑事・弓神!!
▼第1話/開化 ▼第2話/召魔(めすま) ▼第3話/交霊 ▼第4話/罪 ▼第5話/霊視 ▼第6話/攘夷 ▼第7話/出生 ▼第8話/魂の声 ▼第9話/魔法使いの弟子 ●登場人物/鬼窪巖(明治新政府参議。国のことを真剣に思い多忙)、妙(参議・鬼窪の愛妾。心の病を患っている?)、召魔(巷間“妖術使い”と噂される異人。「動物磁気」など怪し気なもので病気を治す?) ●あらすじ/1868年、明治政府樹立。しかし、新しい世になっても、血の匂いは消えなかった。新政府に反発する反乱や一揆の首謀者たちはもちろん、時には無実であっても新政府にとって都合が悪ければ斬首、切腹…… 冷徹な強権をふるっていた―― 参議・鬼窪は、その新政府の中心人物として多忙を極める日々。世の中も、政府・文化・思想・化学…… 全てが新しいものへ移行しようと目まぐるしく動いていた時代、外国人居留地はずれの洋館に妖術使いが住んでいるという噂がたった。夜な夜な冥府から亡霊を呼びだしているというのだ。そんな折、久々に鬼窪と一夜をともにした愛妾・妙が生首の亡霊を見る!! (第1話) ▼妙がフラフラしながら入っていったという例の洋館を訪れた鬼窪。玄関の扉を開けるなり、目に飛びこんできたのは、かつて見たこともない奇妙な光景だった。ひとりの異人と操り人形のようにフラフラ踊る女たち、そしてグッタリと椅子にうなだれている妙の姿……。鬼窪の呼びかけで気を取り戻した妙。連れて帰ろうとしたところ、異人は「帰スワケニハイキマセン」と鬼窪をさえぎる。鬼窪のせいで病気が悪くなるというのだ。(第2話)