松本光司

とうとう彼岸島から本土へ。相変わらずひたすら醜い吸血鬼と闘い続ける主人公達。各巻の表紙からも察するとおり、かなりグロテスクなシーンが多いですが、なんとなく気になってしまう作品。

主人公が救世主として日本本土に登場。前作、前々作と違い頑なに非情に徹するようになっている。でも基本路線は何ら変わらないのですごい読み易くておもしろい。

前作を裏切らないクオリティの続編。新しい邪鬼がたくさん出てきてくらてうれしい。

ツッコミどころ満載の吸血鬼パニック漫画。吸血鬼の血が体内に入ると吸血鬼になる設定にも関わらず、なぜか主人公だけは返り血を浴びないという無双が存在する。そういうのも含めて許される作品。