モリコロス

女性向け漫画にしか出てこない謎の人間がたくさん出てきてつらい

こんなに胸が苦しくなる漫画とは思わなんだ

ニヤニヤしながら読んだ

曰く付き物件に住む大学生の野保康久（のぼさん）と、のぼさんの住む部屋に住み着いている幽霊（カノジョ）の日常物語。

のぼさんのお人好しで天然ひとたらしなところは、さすがお寺を継ぐ男！という感じ。心のおおらかさは随一かもしれない。

幽霊ちゃんは、ホワイトボードや振動などで感情を伝えるが、表情が見えなくても喜怒哀楽が分かりやすい素直な子。家事もなんでもできるし、最高なカノジョだと思う。

物語の最初はのぼさんとカノジョのほのぼのした日常や、のぼさんにリアルな彼女がいるのでは？と疑う友人や隣人の勘違いなどコメディ要素満載なストーリー展開を楽しめる。物語が進むと、カノジョに関する記憶や過去が徐々に明らかになっていき、シリアス展開も絡むが、切なさ&感動も兼ね備えた話になっていくのが、読者を飽きさせない。

全体的に線が太く、一コマ一コマぎゅうぎゅうな印象を受け、少し読むのが疲れてしまうが、取り扱うテーマや展開の仕方は巧みである。

ほのぼの版テラフォーマーズ

後半はおもしろい

時折のぼくんの下がり眉にイラッとくるけど基本的にかわいい

なかなか最後まで読めない展開が続き楽しませてくれました。