作品数:9
ファンになる大学生の晴陽は自分とは性格が正反対の双子の楓月にコンプレックスを抱いていた。そんなある日、大学でゲイの街・二丁目の話を耳にした晴陽は、興味本位で行ってみると、そこで見知らぬ男に声をかけられ身体を重ねてしまう。その際、名前を聞かれつい「カヅキ」と答えた晴陽は罪悪感を感じながらも、その名前を名乗ることで楓月を貶めていることに満足感を得ていた。その後もカヅキを名乗り、二丁目に通っていた晴陽は、とあるバーでサラリーマンの橘と出会い……。同じ街、二丁目を舞台にしたコラボ作、蜂田キリー先生の「気になるあの人のヒミツ」も同日発売!!※巻末には電子書籍版限定の描き下ろしマンガを収録!
【電子限定版】描き下ろし番外編「episode 1.5」収録。●ジュエリーデザイナー×植物園職員――宝石みたいにきらめく恋v 日本人離れした、青と黄が混ざった瞳が大嫌い――植物園でアルバイトをしている月麦(つむぎ)は、コンプレックスの瞳をカラコンで隠している。ある日、バイト先で出会ったのは、ジュエリーデザイナーをしている青年・啓斗(けいと)。明るくて馴れ馴れしくて、どこから見ても自分には絶対に合わないタイプだ――それなのに、初対面から距離を詰めてくる啓斗にせがまれ、裸眼を見せるはめに。「……すごい、綺麗だ。宝石みたい」キラキラした目で見つめられ、いきなりキスまでされてしまって…!?