小林且典

メモ:202212

前作『ディアボロのスープ』のリメイク作品。
そっくりな世界観の中で、
前作そっくりの田舎の魔女たちが、
前作同様に帝国の蹂躙と戦います。

『ディアボロ』に出せなかったキャラや
シナリオ構想を並べたものと思われますが
キャラ数の多さに対して展開が遅く、
掘り下げられないまま退場するキャラが
敵味方ともに多数いました。

前作が長旅の要所で起きた困難を
キャラの性格と能力で乗り越える
知略に富んだ物語だった分、
特に中盤の『進撃』丸パクリの篭城戦がダラダラ続き、
きっかけもなく只の疲弊で崩れる展開は残念でした…

総じて単体作品としては価値が薄く感じました。
ですが、今後もパラレルワールド作品を続けて
いつか全てがまとまる結論に達せたら…という
可能性は感じます。

いつか岡崎先生とテンマが求める世界に辿り着けますように