中野 でいち(なかの でいち、1989年 - )は日本の漫画家。京都精華大学卒業後、2012年第1回登龍門(龍神賞参照)『とらごころ』でデビュー。読み切り数本を掲載したのち『十月桜』(月刊COMICリュウ2014年7月号-)で初連載。画風はデフォルメを効かせたメリハリのあるポップな絵柄であり、独特な絵柄、特徴的な絵柄と評される。繊細な心情描写を主軸としたストーリーを得意とし、人間の欲求、心の葛藤といったテーマを主に扱う。また、自主制作漫画誌展示即売会(コミティア92~他)にはサークル『良識派』名義で参加している。趣味はストレッチ。
人類を滅亡の危機へと追い込んだ宇宙生物と戦うため、生体兵器"オロチ"を移植された西丸子英夫(にしまるこ・ひでお)と、彼をサポートする特殊衛生兵の十日市祈莉(とうかいち・いのり)。 戦時下の極限状態の中で、次第にふたりの距離は縮まっていくが---。 自意識を描き続ける奇才・中野でいちが描く、戦場のボーイ・ミーツ・ガール。