帯屋ミドリ

ヒロインちゃんが思う『理想の幼なじみ』を追及するお話しだが、
真面目な挑戦と、成長しているが故の照れのギャップがかわいい。

幼なじみ設定に異常に固執するヒロインは完全にヤバいやつだけれど、独特な関係を進展させていく2人が非常に可愛らしい。

幼なじみを作ればいいんだ！という発想の転換は今までなかったと思うw

ゆっくり流れる時間と主人公たちのほのぼのした関係が微笑ましい

東京には何度も足を運んでいるけれど、目的なく歩き回ったりした事なかったな
なんか泣けてきた

これから幼馴染らしい行動をしようっていろいろやっていくがそれだけ。
そこに恋愛感情や初々しさがあればニヤニヤしながらほっこり読めるのに何もない。

散歩部が町をブラブラする漫画。

歩と葵の関係を筆頭に、誰も傷つけない幸せな空気感が微笑ましくてとても良い。
ゲストキャラ、というか準レギュラーっぽいキャラクター達もベタな設定だけど、デフォルメで多彩な表情と動きで可愛さが増してる。
特に7話が好き。ルルカがかわいい。

引きでも絵が崩れないから、キャラ毎の表情とか反応がしっかり設定されてて、そこも見所のひとつ。

背景も丁寧で、散策系のお手本のような漫画。