ナターシャ・オークリーさんの作品の書影

ナターシャ・オークリー

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作品数:4

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イザベラは地中海の島国、ニローリ王国の王女。彼女の愛するニローリでは今、世界トップレベルのリゾート開発プロジェクトがもちあがっていた。実現すれば国は豊かになる。イザベラはどうしてもその交渉をまとめたかったが、プロジェクトの責任者ドメニクは、美しいだけのお姫様の話につきあうつもりはなかった。あきらめない彼女に彼はある提案をもちかけた。「1週間だけ、僕の故郷の島で過ごしてほしい」と。正統なる王族ロマンス<ニローリ・ルールズ>第4話。

私生児として生まれ、母とふたりつましく生きてきたエロイーズは、母の死後、思いきって父親であるプルバラ子爵に手紙を出すことにした。1度でも自分や母のことを考えたことがあるか聞いてみたくて…。だがなんの反応もないまま3週間が過ぎ、ある晩、エロイーズは仕事で出席したパーティーで子爵の義理の息子に捕まってしまう! 彼は「僕たち上流階級の人間には、君のような財産目当ての輩が群がる。金をひき出せると思ったら大間違いだ」と言い放った――!

テレビ番組制作に携わるポリーは砂漠の王国アムラでの撮影許可を得るため、アムラのプリンスを招いたパーティーを企画した。彼の名はシーク・ラシード――あまりに長身で、あまりにハンサムで、あまりに力強い男性。尊大な王者のオーラを放つ彼に怖じ気づきながらも話を切り出したポリーに、初めて会うはずのラシードはなぜか冷たい敵意を向ける。だが彼女が諦めかけたとき、意外な言葉が聞こえてきた。「君たちを我が王国に歓迎しよう。王族が法律の砂漠の国に――!」

「親友の妹」として精一杯この想いを隠してきたのに…。「エイミー、頼むよ」ヒューに頼まれ、エイミーの胸はざわついた。上司の妻につきまとわれて困っているので、秘書が留守の2週間、オフィスにいてほしいというのだ。しぶしぶひき受けたけれど、内心動揺しっぱなしだった。兄の親友のヒューのことはよく知っている。スポーツマンで頭脳明晰で、魅力にあふれた彼はいつもとびきりの美人をつれている。そんな彼と2週間も過ごすだなんて、つむじ風に突っ込むようなもの。彼への想いは絶対に知られないようにしないと…。

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