マンガ好きが選ぶ読書記録&新刊通知サービス
作品数:41
全1,269件
ほしがた
3.0
親がくれたチケットで国技館で相撲を観ていた主人公がブッキングしていた彼女との待ち合わせに大遅刻をしていたことを思い出し、自分の中の秤に相撲と彼女を乗せたら圧倒的に彼女が重く、待ち合わせ場所に向かうのだけど、着いて早々に彼女の手を引き国技館に戻るの青春だな〜なんでもいいから相撲に関われる仕事がしたかったな。
呼出し一
レビュー(10)件
既刊1巻
おおがらす
3.8
ひたすら美しい。絵柄が耽美で超絶美麗なだけでなく、コマと構図、台詞の配置、細部まで拘った作画はページ毎に絵になる。とある王国下、兄弟または双子の愛と憎しみと、余人には計り難い深いつながり。それぞれの人物は複雑に絡み合う……。「XXXHOLiC」や清水玲子好きな人には強力にオススメ!
王国物語
レビュー(28)件
既刊5巻
せーふぁ
4.0
ミッション系女学院が舞台の高貴な百合作品。中村明日美子先生ならではの百合の園。
メジロバナの咲く
レビュー(19)件
既刊4巻
いも潰すよ
5.0
号泣 幸せにね…
blanc
レビュー(44)件
既刊2巻
ギムナジウムってなんで耽美なんだろうね
Jの総て
レビュー(39)件
完結・全3巻
中村明日美子先生のショートショート16篇を収録。『Aの劇場』に続き、ノワールでダーク、ゴシックな雰囲気は健在です。個人的にBの方が好みで、絵柄や雰囲気もドストライクで☆5。「A IS FOR ALICE A」「HELLO, MY SISTER」がお気に入り。
新装版 Bの劇場
レビュー(5)件
完結・全1巻
ノワールでダークなショートショート16本。中村明日美子先生のタッチはゴシックな雰囲気ととてもマッチしていて、絵本を読んでいるような感覚です。漫画の体裁をした画集。それくらい絵の力がすごいです。喋る人形、不思議の国のアリス、吸血鬼など童話的なテーマがメインで、それがまた良かった。ノンストップで一気読みが一番良いと思います。
新装版 Aの劇場
レビュー(8)件
ino
4.5
ずっと人気だった作品をどう締め括るのかドキドキでしたが、こうきたか!!と。中村先生ならではの繊細なタッチで描かれるお話は必見です。最高。
うにたべたい
3.2
同作者の"鉄道少女漫画"内の一作"木曜日のサバラン"のスピンオフ。"木曜日のサバラン"は、洋菓子店の"奥"に誘われたサラリーマンの話でしたが、本作は"奥"のメンバーの女の子を主人公にした、恋愛マンガとなっています。奥の部屋に鉄道模型店がある洋菓子店で常連だった老人を祖父に持つ少女「倉木亜子」が主人公です。"木曜日のサバラン"で祖父が他界し、祖父に代わって亜子は模型店に通うのですが、そこで"木曜日のサバラン"主人公の既婚の男性を好きになってしまう。そんな亜子と、彼女にしつこく絡む男の子「小平」の物語です。本作も鉄道、特にSLが重要なキーアイテムとして登場します。実際の秩父や大井川鐵道のSLが登場して車内を舞台に物語が展開したり、鉄道少女漫画同様小田急線の路線が登場するため、鉄道少女漫画に比較するとドラマの比重が高いですが、鉄道好きにもおすすめできる内容だと思います。ただ、相手の小平が、空気を読めないわしつこいわ、大人しく叶わない片思いをしている亜子ちゃんに馴れ馴れしく絡みに行く様は、個人的には良い印象を感じなかったです。本作の雰囲気は良いと思ったのですが、私的には男側のキャラがダメでした。なんでそんなチャラ男とくっついてしまうのか、亜子ちゃんがかわいいだけに余計になんか嫌でした。個人的に小平が嫌というだけの問題なので、気にならない方には、終わり方もキレイで良作と思います。
君曜日 -鉄道少女漫画
レビュー(33)件
4.3
鉄道に関連した舞台で退会される様々な物語を描いたオムニバス形式の作品集です。タイトルの通り"鉄道"に関した"少女漫画"で、車両の名前や実際の路線が登場しますが、衒学趣味的なものはなく、鉄道ではなく人が主人公の物語となっています。鉄道とは関係が深いのですが、鉄道マニアや鉄子が登場する訳ではなく、鉄道を舞台に出会いや思い出を描いた、一話完結型の物語となります。とはいえ、実際の鉄道路線が舞台のため、鉄道好きにもおすすめの内容だと思います。全7話収録されています。各話の感想は以下のとおりです。・浪漫飛行にのっとって小田急ロマンスカー「さがみ」の車内が舞台です。主人公はスリ師の女の子で、寝ている男性から財布をスリ取ろうと手を伸ばしたが捕まってしまう。その男性はスリ師の女の子に、突き出さない代償として別の車両に乗っている女の人の額に"肉"と落書きするよう依頼するが、というストーリー。ブラック企業勤めで妻とろくに会話もできなかった情けない男性のお供をしてしまったスリ師の奇妙なトラブル話が、ロマンスカーのダイヤ情報と絡んで、おもしろいと思いました。・彼の住むイリューダずっと好きだったが思いを伝えられないままだった女性が、ちょっとしたアクシデントでその彼の住む街の最寄り駅・入生田(イリューダ)を訪れる話。伝えられない思いと裏腹に取ってしまった行動で心残りのまま去っていくが、箱根登山鉄道のダイヤと鉄道のシステムに絡めた落ちがさすがと思いました。・立体交差の駅立体交差型の駅「厚木駅」を舞台にした恋愛ドラマ。恋愛ドラマといっても登場人物は女性同士で、電話での痴話喧嘩を聞いてしまった女子高生「みずほ」が、自分の悩みとともに、その二人と深く関わっていく展開です。最後は大団円で、爽やかな物語でした。・青と白のリーム"立体交差の駅"の続きの短話。女子野球のピッチャーであるみずほの試合を、"立体交差の駅"で仲良くなった相手が見に来る話。本作は特に鉄道とは絡まない、日常の一コマです。・木曜日のサバラン妻のリクエストで帰宅中サバランを買うために立ち寄った洋菓子店に、"奥"があることを知り、そこへ踏み込むと、そこでは男たちが鉄道模型を鑑賞していた。なんとなく妻に言い出せず、秘密を作ってしまった男は、毎週木曜日、サバランを買うついでに"奥"へ通うようになる、という展開です。最後はなんとなくいい話にしていますが、自分勝手で人の大事なものや時間を壊した妻の言動がちょっと許せないと思いました。なお、本作は"鉄道少女漫画"の続刊、"君曜日"にスピンオフします。・夜を重ねる小田急「片瀬江ノ島駅」を舞台にしたストーリーです。この短編集の中では一番好きな話です。30過ぎで3年以上付き合った彼に浮気された女性が、その龍宮城のような駅で偶然であった女性と仲良くなり、お互いの経緯について話す展開で、とてもキレイでいい話だと思いました。・ある休日ある日の小田急に乗り込んだ男がみた人々の姿。これまでの短編の登場キャラクターのその後が、電車が進むたびに過ぎ去っていくように描かれています。肝心の主人公の男は誰か、というと、最後はそうきたか、という感じでとても良かったです。
鉄道少女漫画
レビュー(46)件
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