「おにゃかいっぱい、しやわせ~」ごはん×自然×しゃべる猫又!?不器用な「とーちゃん」と元気いっぱいな猫又「ニイ」のおいしい日常がはじまります。余生を田舎でくらす「朝野宗一郎」。妻が亡き後、ひとり寂しくなるところに…なぜかしゃべる猫又が!?「とーちゃん」と猫又「ニイ」の1人と1匹がおいしいものを作って食べる、ほのぼのスローライフ。単行本でしか読めない描きおろしも多数収録!焼きたてパン・手作りのジャム・ふわふわのオムレツ・旬の野菜……―ふたりでいっしょに 「いたにゃきまぁす!」【電子書籍限定特典】描きおろし4コマ&イラストカットを収録!【目次】プロローグ第1章 ねこまたとあき第2章 ねこまたとふゆ第3章 ねこまたとはる第4章 ねこまたとなつ電子特典
・物語の背景氷河期(スノーボールアース)を迎えた地球は、この世界的な災害から回復しつつある今。物語の舞台は日本最北端の地、北海道。・凍犬(とうけん)とは?主人公の太一が飼っている凍犬(とうけん)は雪でできた巨大な犬だ。名前は「しらこ」。少しならば人間の言葉を真似することができる。・物語について世界はこれから温暖化が進んでいく。春を待つ人々は喝采を挙げて春を待っていた。だが、暖かくなると凍犬(とうけん)は溶けてしまう。それはしらこにとっては死を意味する。「ペットよりも自分の幸せをつかみなさい」「凍犬(とうけん)は消えるのがさだめよ」「あきらめなさい、太一」希望を待つ、楽しげな周囲の人々に背中を向けて、太一はひとり、永遠に冬が続く土地「虹の根」へ旅に出た。