漫画「最狂 超プロレスファン烈伝」シリーズの徳光康之のプロレスに関する読み切り作品を集めた短編集!ジャイアント馬場が亡くなった直後の世間の上面な反応に対する違和感を綴った「王者の魂」!自分で考えついた新プロレス技を誰かに、かけたい!その夢に突き進む男の物語「プロレスファンの道」!アントニオ猪木のプロレス技だけで旧ザクが敵モビルスーツを撃破する「闘魂のMS-05」!見学レポート漫画「見学王」シリーズからプロレスリング・ノアの道場に突撃、リングに上げて頂き、潮崎豪選手にチョップしてもらう「ノアを道場破り」!みのもけんじ先生のパロディが1コマある「21世紀だ!日本科学未来館」!古代エジプトの行政官、その時代の政治家がマスクをかぶっていた事からグレート・サスケ選手議員との同義性を見い出し古代プロレス政治の歴史を導き出す「古代エジプトの神秘に迫る!」第1回プロレス知識力認定試験を作者自身が実際受験した「プロレス愛の集大成!」!そして、土に埋もれた後楽園ホール、何かを掘り返す少年の額に絆創膏!西等裏熱人を思わせる白髪の老人、表題作「荒野のプロレスファン」!さらに「チョットいいですか?あなたはプロレスを信じますか?」「あなたはプロレスを八百長などでは無いと信じますか?」プロレス研究会を名乗る男の街頭での唐突なアンケートに驚く下校中の高校生カップル!「俺の前でプロレスの話をするな!俺はプロレスが嫌いなんだ!」高校生の、この返答に傷つき逆上したプロレス研の痩せた男は突如、筋肉が盛り上がり、プロレスラー・ホークウォーリアーもどきの大男に変身して高校生に制裁を加えようとするのだが・・・・!徳光康之が学生時代に人生で初めて30ページ以上の漫画を仕上げ、「週刊少年サンデー」の新人賞に応募し最終選考まで残った「下校最強タッグ」を収録!徳光康之のプロレス魂を御一読ください!
先祖伝来のメガホンで悪を斬る!メガホン侍・虎神胴上の闘いを描いた「メガホン侍の虎」が初の単行本化!時にJ歴1995年 Jリーグ幕府の成立で世はサッカー一色!国技が野球からサッカーへ改定された時代!プロ野球ファンはJ幕府からメガホン没収(メガホン狩り)の上、踏みプロ野球カードで選別されサッカーファンへの改宗を強要され、拒否すれば直撃フリーキックの刑で処刑されていた!そのJ幕府の悪政に、ひとり立ち向かう最後の阪神タイガースファン虎神胴上!まだ7月なのに首位から20ゲーム以上離された責任をとって中村勝広監督が休養し、二軍監督の藤田平が代行監督に就任した阪神タイガースのド暗黒期に心を蝕まれながらも、虎神胴上はプロ野球存続のため、J幕府が送り込む数々の刺客と闘い続ける!さらに徳光の野球関係短編漫画も収録! 火山を鎮めるために古来より行われている儀式を描いた「孝行野牛の生贄」! 西暦2003年 18年振りにセ・リーグ優勝を成し遂げた阪神タイガースへの想いを自分の漫画の登場人物と語り合う「阪神DAYS」! 昭和45年エポック社から発売された「デラックス野球盤」の思い出を綴る「燃えろ!野球盤!!」を収録!さらに「DAT DAYS」「メガホン侍の虎」に続く徳光野球漫画三部作「メガトン球団」の予告編も収録!総ページ118ページ!ぜひ、御一読ください!
それは遠い遠いどこかの、昔々のお話。 とある所に沢山のネズミ達に悩まされている国がありました。 困った王様はネコ達を集め、ネズミを捕ったネコに褒美をあたえたのでネコ達は毎日愉快に暮らす事ができました。 ところが、ある日ハーメルンの笛吹き男がやってきてネズミを一匹残らず連れ去ってしまいました。 ネコ達は褒美を貰う術を失い、泣く泣く国を後にしました。 その中に、子猫のノエルも居たのでした。 家の無いノエルは三日三晩歩いてついにお腹がすいて倒れてしまいました。 倒れたノエルを助けたのははたして...。 笛吹き男に仕事を取られたネズミ狩り猫の子猫ノエル。 赤ずきんに化けた人狼。 人狼と仲の悪い吸血鬼の少女ロゼット。 行方知らずの白雪姫、訳ありの王子様、生ける屍、屍食鬼、もう一人の赤ずきん...。 生者と死者が暮らすお伽の国の物語。
「モナリザより素晴らしい絵を見せてあげよう」―――レオナルド・ダ・ヴィンチに憧れ解剖を嬉々として行っていた叔父は、5年ぶりに再会するとこう言った。彼の描いた美しい女性の絵に隠された秘密とは?(『さよなら、ダ・ヴィンチ~モナリザの解剖~』) 現役大学生写真家・歯朶山(シダヤマ)瞬。通称ワガママ王子。只今スランプ中。誰も寄り付かない彼の前に、「私を撮って」という巨乳美少女が現れた!その割に、なぜかいざ撮影となると恥ずかしがって撮らせない。撮りたくない写真家と撮ってほしいのに撮られたくない美少女のちょいエロコメディ。(『シダヤマくん、撮ってください』)夏休み、委員の仕事で二人きりの教室。相手は佐藤。俺はこの女のことが苦手だ。突然の雨に、仕事をさぼって傘を探しに行くような、自分勝手な奴。・・・だと思っていた―――(『通り雨』) 「あと30分ぐらいしたら、行くから」大学卒業の直前。誰にも会いたくないと思って引きこもっていた詩織に、真夜中、ある男からの電話がかかってきて、こう告げられた―――。モラトリアムの終わりの葛藤と人間関係を描いた短編。(『真夜中の訪問者』)