漫画一覧

魅力的なキャラクターを描くためのデッサン上達術のプロセスをわかりやすく解説する。口絵はビギナーが思い描く描きたい絵の最終段階であるカラー絵を提示し、最終段階である色彩作業でアナログ線のデジタルへの抽出方法から行程を追い、デジタルで描く線、ツールの説明、デジタル塗りの種類とかゆいところに手が届く構成で解説。第1章はまず「絵を描く」ことが初めてのビギナーに勧める第1段階として、トレースから入ります。形はとることはありませんが、トレースは意外と難しく、ビギナーが間違えやすいところを徹底的に解説します。第2章は第2段階として、隣にお手本を置いて行う模写について解説。形をとる方法として、構図を立体的に理解する「立体視」と、座標と比率で形を割り出す「平面視」のふたつの方法を紹介します。第3章はその「平面視」的アプローチで、沢山の漫画技法書ベストセラーを生んだ伊原達矢氏の人体ゲージ、伊原メソッドを掲載。第4章は「立体視」についての解説です。第5章では実際に一枚の絵を描き上げていく手順を今までの説明を取り入れ丁寧に解説しています。

漫画、イラスト、アニメーションを制作する上で、手足の造形は難しくかつ重要なポイントです。「手」は感情表現を豊かにしキャラクターを決定づけるアイテムであり、「足」は女性の色気を演出する「絵の武器」として、またはスタイル、地に立つための重心を司っていくものです。ともにアクションの基点ともなり、多様なバリエーションに富んでいます。本書は、様々なスタイルで手足を描くためのテクニック集で、豊富な図版で作例と活用例を紹介しています。また、骨や筋肉の構造からの解説、裏技としてデッサンを無視した描き方も紹介して、ロジックの他に感性からのアプローチも試みています。

フランスで11万部を売り上げた衝撃のバンド・デシネ作品が邦訳化! 金正日と同じ誕生日を持つ北朝鮮のひとりの少年ジュンサン―― 彼の数奇な運命を描いたバンド・デシネの問題作が遂に登場! ジュンサンは北朝鮮の小学校に通う8歳の少年。彼の自慢は、国家主席、金日成(キム・イルソン)の息子で、カリスマ的な指導者、金正日(キム・ジョンイル)と同じ日に生まれたこと。生活は楽ではないが、優しい父母や姉に囲まれ、健やかに成長し、いずれお国のために役に立つことを夢見ながら、日々、勉学や遊びに明け暮れている。ただひとつジュンサンが怖れることがあるとすれば、それは国を裏切ること。ある日、父方の祖父母が脱北者らしいと知った彼は、そのことにひどくうろたえる。やがて、金日成が亡くなり、金正日が最高指導者の地位を受け継ぐ。食料不足は深刻になる一方で、生活が改善する気配は感じられない。ジュンサンの両親は、やむなく子供たちを連れ、脱北をはかるが… 【巻末特別企画 デイリーNKジャパン編集長高英起による作品解説】本作から読み取れる北朝鮮の日常生活や思想教育、人々の葛藤、そして、壮絶な環境下でたくましく生き延びようとする主人公の成長―― 中朝国境で北朝鮮から2度の指名手配を受けながら取材を重ねてきた筆者が、当時目の当たりにしたのは、まさにたくさんの幼き脱北者だった。脱北者インタビュー等を交えながら本作品に描かれたリアルな北朝鮮の人々に迫る。【高英起プロフィール】1966年、大阪府生まれ。北朝鮮情報専門ネットメディア『デイリーNKジャパン』編集長/ジャーナリスト。新聞、雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れー中朝国境滞在記ー』、『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』、『北朝鮮ポップスの世界』(共著)、『脱北者が明かす北朝鮮』など。

『メカ少女の描き方』の書影

メカ少女の描き方

64

発刊: 2012.05.01 ~

既刊1巻

『漫画の描き方』の書影

漫画の描き方

59

発刊: 2012.09.01 ~

既刊1巻

イラストはある程度描けるが、漫画は描いたことがない、苦手意識を持っている、自己流で描いている、というような人に向けた、漫画の描き方の本です。まずは、漫画を描くための人物の描き分けや表情の描き分けから、コマの中に収めた状態でのしぐさや人物の動きを練習します。そして漫画ならではの表現の仕方や見せ方を解説、いよいよ漫画というものを描く作業に入ります。漫画の描き方については、描きたい内容は決まっているのに、どういうふうにコマを割ればいいかわからない、ネームはどうやって作ればいいの?という初心者が必ず引っかかる点を重視して解説し、最終的には漫画ならではの技法を取り入れた、シチュエーション漫画を完成させます。また、同人誌の作り方についても解説します。

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