大学時代から自分にまとわりついていた同僚・秋月が大きな取引を成功させた日、村上は初めて彼からの食事の誘いに乗った。村上は人なつっこくて要領のいい、自分と正反対の秋月が苦手で、ずっと避け続けてきた。なのに、どうして今日に限って誘いを受けてしまったんだろう。不思議に思う村上に、秋月はとんでもないことを言い出す。「…おれさ、超能力があるんだ」仕事がうまくいったのも、村上が食事につきあってくれたのも、その力のおかげなのだと。もちろん村上は信じなかったが、その後も秋月の仕事は気味が悪いほど順調。そして村上の気持ちは……。
発刊: 2024.01.29 ~
既刊1巻
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a彼女と別れたバーテンダーの甚太郎は、一生一人で生きていくつもりで一軒家を買う。だが家には若い男と幼女が勝手に住み着いていた。パートナーに追い出されて金も行くあてもない保育士の進と、里子のひな。「このままじゃひなと引き離されてしまう」と訴える進の涙とひなの無邪気な瞳に絆され3ヶ月だけ家に置いてやることにするが、ひなは甚太郎を〈新しいぱぱ〉……つまり進の恋人だと思い込んでしまった! 「いってらっしゃいのちゅーはしないの?」突然10歳も年下の男といちゃつくことになって甚太郎はドキドキしてるのに、元凶の進はやけに楽しそうで……。描き下ろし、電子限定特典ページを収録したコミックス版。
発刊: 2024.03.31 ~
既刊1巻
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a派手な見かけによらず情に厚い探偵・鏑木開は、女子大生の捜索依頼を受け彼女がハマっていたホストに会いに行く。そのホストは、一年前「好きだよ」と嘘か本当かわからない言葉を残して鏑木探偵事務所から消えたルカだった。気まぐれでクソめんどくさくて、迷惑しかかけられていないのに放っておけない、中学時代からの因縁の相手だ。「本当に開だ! 俺に会いに来たの!?」 再会にはしゃぎ、情報と引き換えに抱いてくれとねだるルカ。開がしぶしぶ承諾するとルカはホストをやめて事務所に転がり込んできて……。電子限定特典を収録したコミックス版。