▼第1話/闇と光▼第2話/再会▼第3話/確信▼第4話/軋轢▼第5話/沈静▼第6話/指図▼第7話/遺恨▼第8話/惨事▼第9話/啖呵●登場人物/立脇仁(竜山組の構成員。幼い頃生き別れになった弟・仁を心のどこかで探している)、市乃瀬正(東大大学院を卒業後、西新銀行に入行したエリート。額に大きな傷がある)、弓香(仁の恋人。仁と交際していることは秘密にしている)、竜山(仁が世話になっている暴力団の組長)●あらすじ/3年の刑期を終え、横浜の街に戻って来た竜山組の構成員・立脇仁。暴力団にも恐れられる仁だが、しばらくは静かに暮らそうと考えていた。ある日の昼下がり、仁は西新銀行に勤める一乃瀬正という男と出会う。仁には幼いころ生き別れになった正という名の弟がいたのだが、この一乃瀬の額に、弟・正と同じ傷があったのだ!!運命の糸に手繰り寄せられるようにふたつの魂が出会う……。▼この巻の特徴/行きつけの喫茶店で偶然、正と再会した仁は、ある事件から彼が自分の弟であることを確信する。ところが仁は、竜山の命令により正の勤める西新銀行を恐喝することに。敵対する立場に置かれた仁と正は……。
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発刊: 2008.07.30 ~
完結・全1巻
新刊通知
a▼第1話/優しい遺産 ▼第2話/ガラスのスニーカー ▼第3話/天使の値段 ▼第4話/幸せのリース ▼第5話/偽りの被害者 ▼最終話/支援者の利潤 ▼おまけまんが ●主な登場人物/藤井(個人で闇のブローカーを営む男。以前は善良な小学校教師だった) ●あらすじ/ある日、藤井の元にエリカという女が「どんなモノでも買ってくれるブローカー」という噂を聞いて訪ねてきた。「母親を売りたい」と語るエリカに、顔色ひとつ変えずに応じる藤井だが、彼の容姿物腰はどう見ても裏稼業に関わるようなタイプには見えない。そのことを不審がる彼女に対し、藤井は前に小学校教師をしていたこと。そこで教え子の手で給食にトイレ用洗剤を入れられ、人間不信に陥った過去を語りだし… (第1話)。 ●本巻の特徴/真面目で誠実な小学校教師は、なぜ闇のブローカーにならなければならなかったのか…? スピリッツ増刊に掲載された話題作、待望の単行本化!!