中学を卒業して以来、近所の消しゴム工場で働く道雄。彼は吃音のコンプレックスがあり、友人も作れずに孤独な毎日を過ごしている。唯一のあたたかい思い出は、昔、悠馬にいじめっ子から助けてもらったこと。悠馬は良い学校を卒業し、今やタイヨー文具の若き常務となった。工場に現れる悠馬を、道雄は時々遠くから見つめるだけ…。しかし工場ではストが起き、爆発騒ぎにまで発展、その事故によって悠馬は視力を失ってしまう。悠馬のことが心配でいてもたってもいられない道雄は、そっと悠馬に花を届ける。そんな「名無しの君」に悠馬は信頼を寄せ始めるが……。≪電子限定の描き下ろしページも追加収録!≫
3.00
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発刊: 2015.04.28 ~
完結・全1巻
新刊通知
a大金持ちの鷹篠一族にとって大切な日…亡き先代の誕生日には、本家お屋敷に美形兄弟が全員集合して記念撮影!! こっそり恋人を連れ込んでイチャついたり覗き見したり、なにかと波風が立つけど!?