41
発刊: 2021.02.10 ~
既刊1巻
新刊通知
a近未来。全世界的に出現した「超人」たち。人類は科学技術を駆使した武装「リモデリング」を駆使し、その脅威を克服した。そして今、世界は反転し、超人は差別の対象となり、息を潜めて暮らしている。超人の少女、リアンナ・ヒルデブランドはある日、正体が発覚し捕まってしまう。絶望の底にいたリアンナを待っていたのは更なる絶望、リモデリングによる超人殺戮ショー「リモデリングバトル」への参加だった――。
速度について。 『ひゃくえむ。』『チ。──地球の運動について──』の魚豊が再発見させてくれたことのひとつは、アートにおいて「速度」はひとつの美しさ──本質と言い換えてもいい──だということ、これだと思っている。 魚豊のマンガと共通する「荒削りさ」。しかも、そこに何か奇妙な「美しさ」が宿っていること。 アートの「速度」とは何か?いわゆる「勢い」、しかも(魚豊が気付かせたような)「美しい勢い」とは何か? それは「いま描かなければ間に合わなくなる」という焦燥感だと考える。締め切りとかそういう小さな話をしているのではなくて、「世界に対して間に合わなくなる」ということを言っている。いまこの世界に刻み付けなければ。そのためには小綺麗に整えている時間なんてない。ローザ・ルクセンブルクが「革命とは常に時期尚早である」つまり「待っているうちは"機"など絶対に来ない」というようなことを言ったらしい。「世界に対して間に合わなくなる」という焦燥感、そういう感覚の鋭敏さは普通は持っていないほうが幸せだと思うのだが、一方でアーティストにとっては特異な才能として機能すると思う。 そんな「速度」でもって作品が描かれているということは、その作品は「世界を変える」ために描かれているということだ。そんな「荒削りさ」を、憧憬とともに、美しいと感じる。 不条理について。 無垢な存在が徹底的に酷い目に遭う、もっと言えば世界の過酷さを引き受ける──しばしば「これが現実」というかたちで──という構造からして、『リモデリング』には「まどマギエピゴーネン」的な面が確実にある。 この「まどマギエピゴーネン」的なるもの全般について考えるとき、思わざるを得ないのは、結局そこから抽出されて残ったのが「シニカルな嗜虐性」に過ぎなかったということ。まどマギ自体はクライマックスにかけてそういうシニカルな嗜虐性を批評的に撃つわけなのだが、どういうわけか後発の作品においては「無垢なものを傷つけること」ばかりが強調されていたように思える。それは結局のところデスゲームに帰着する。 『リモデリング』でも主人公のリアンナは徹底的に痛めつけられ蹂躙される。ほとんど唐突で過剰な暴力性によって。が、そこからだ。 このマンガの不思議な部分は、そうした暴力の次に起こることだ。 これについて私は説明する言葉を持たないし、ただ体験してもらうしかないと考えるのだが、つまるところ、それを体験したあとの、このマンガの読後感は、ただこの一言に尽きる。ストレート。 このマンガの中で頻繁に使われる言葉がある。「愛」だ。それはアイロニーでもシニカルな形でもなく、まっすぐに放たれる。 たぶんこの作品はそのことを信じていると思う。シニカルな嗜虐性、不条理を超えて、人間の善性──言い換えると「愛」──や苦難を乗り越えようとする人の意志──別の言葉で「勇気」──に回帰する。 ここではどこか白々しく見えてしまうこれらの言葉が、このマンガの中で立ちあがってくる。このマンガはそれだけ「速い」から。 「人間讃歌は勇気の讃歌」というセリフを、このマンガを読みながら思い出した。 ここで言っている「速度」はもうひとつ別の言葉で表現することもできる。 「熱」がそれ。 シニカルな「アツい」を超えて、ただまっすぐに読み手に「熱い」と呟かせるような何か。表現の熱量。熱狂的に描くこと。 このマンガのもっとも美しいと思う部分について書く。 その表現の熱をもってマンガの中で描かれるのが「熱」であるということ。リアンナの力は「熱」であって、このマンガはそれについての物語になっている。 中身、描くことと、外身、描かれるものが一致しているから、このマンガは確かに「熱い」のだと思う。 あんな烈しい暴風(あらし)の中で 掴んだひかりだ はなすものか どんなことがあつても おゝ石になれ、拳 此の生きのくるしみ くるしければくるしいほど 自分は光をにぎりしめる 山村暮鳥 "自分は光をにぎつてゐる"
by 鈴木 (34)イカれた者同士、仲良くイこう万引き犯を注意し、逆に犯人に仕立て上げられそうになったハルキは、居合わせた客の圭吾に救われる。それを機に度々会うようになると、気さくで兄貴肌な圭吾にハルキはどんどん懐いていった。ある日、圭吾が同居人の麻也に暴力を振るわれる場面に遭遇したハルキ。二人の異様な空気感に動揺するも、圭吾を助けたいハルキは首を突っ込もうとする。しかし、圭吾はハルキの理想とはかけ離れた男で――!?★★電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様★★
3.46
40
発刊: 2021.07.13 ~
既刊6巻
新刊通知
a筋肉をこよなく愛する日比華帆。高校入学早々、“マッスルプリンス”とうわさの男子・棗旺太朗と出会う。棗のナイスバディに釣られた日々は、バスケ部のマネージャーになってしまって……!?理想の筋肉に、攻められ迫られまくりのムキムキ・ラブコメ第1巻!
39
発刊: 2021.07.13 ~
既刊1巻
新刊通知
aナオミはスペース・テニスプレーヤーとして、家族と一緒に宇宙を旅する少女。「風の女王」サラに憧れ、彼女を目標にしている。優勝すれば、そのサラと対戦できるアストロ・オープンに参加することに。しかし、そんな彼女の前に「闇」の力に操られた選手たちが立ちはだかって……!?宇宙一のスペース・テニスプレーヤーになるため、今、ナオミの闘いが始まる!!世界の大坂なおみがMANGAのキャラクターになって登場! 世界のメディアも大注目の話題作!
3.00
39
発刊: 2021.03.12 ~
既刊7巻
新刊通知
a【この作品は同タイトルの単行本版です】魔法も領地経営も、すべてにおいて天才過ぎる侯爵令嬢リリアのチートニューゲーム物語。生まれた時から前世の記憶を持ち、転生した異世界に魔法があると知り前世のゲーマー魂が滾るリリア。まだハイハイしかできない0歳児なのに、精力的にレベリングを行いはじめる。その結果、5歳にして高度な魔法を行使し高位精霊を従わせたり、侯爵領の経営においても敏腕をふるったりして大活躍!この世界がRPGでも牧場ゲームでもチートで無双する!の勢いのリリアは当然王家の目にも留まり、誕生日に王宮に招かれることに。まさかこの世界は乙女ゲームでこれは王子たちとの政略結婚フラグだったの!?悪役令嬢だけは絶対にイヤ~~~!!!! 原作者書下ろしショートストーリー6P収録。
3.00
39
発刊: 2021.01.25 ~
既刊1巻
新刊通知
a実家のキキ、じじ、ロロの3にゃんズの他、叔母の家に新しくやってきた変な模様の子猫。そして実家から離れた猫原先生が「猫がいないと死んでしまう!?」ということで新しく飼うことになった姉弟にゃんズ。個性豊かなにゃんズと、猫に依存している飼い主の絶妙なやり取りエピソードがたっぷり入っています。