さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

永田カビ

3.41

4787

発刊:2016.06.17 〜

既刊1巻

『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ(1)』巻の書影
ioriさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.41

112件の評価

3.4

1巻まで読みました

タイトルの通り、作者の「永田カビ」が、レズ風俗に行くエッセイ漫画。
ノンケ女子がレズ風俗で同性の手ほどきをうけ、自分の意思に反して気持ちよくさせられてしまうエロ漫画的なものをイメージしていたのですが、描かれているのは永田氏の半生と、レズ風俗へ吶喊するまでの経緯が8割で、いかがわしさはあまりなかったです。

高校卒業後、実家にい続けながらマンガを描き、バイトをしていたが欠勤、早退を繰り返し、精神的な問題により長続きしなかった。
親からは正社員雇用をせっつかれ、がんばってはみるものの期待に応えることができず、自分のダメさに嫌気が差すままスマホで検索してしまったのは近所のレズ風俗だったという内容です。
中高生男子がタイトルにムラムラきてページを開いても、そこには百合の花は開いていません。
ファンタジックではないリアルな体験レポートとなっています。

エロさはないですが、ちゃんとレズ風俗シーンはあります。
ただ、プロの手練手管で未経験ノンケちゃんが、もうプロのお姉さまでないと満足できないような身体になってしまうようなシーンではなく、そこは淡々と描写されます。
初体験の描写でマンガ一冊まるまる使ったバキ[SAGA]とはえらい違いですね。
タイトルからは "レズ風俗に行くレポートマンガ" のような感じがありますが、レズ風俗の体験は実際のところ、本作的には結果であり、それがメインの作品ではないので注意が必要と思います。
ちなみにレズ風俗があるならホモ風俗もあるんかいなと思って調べてみましたが、意外にヒットしませんでした(ないわけではなさそう)。
あったからといってだからどうというわけでもないのですが、ノンケ男子がホモ風俗で114514してしまうレポマンガがあればいいのになと思ったりしました。

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