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成田良悟茶鳥木明代
3.25
1254
新刊通知
発刊:2009.12.26 〜
既刊4巻
25件の評価
うにたべたい
3.8
成田良悟氏の電撃文庫のライトノベル『デュラララ!!』のコミカライズ版。作画は茶鳥木明代という方で、『デュラララ!!』のコミカライズ以外では描いている作品をみないですね。原作イラストは夜桜四重奏などを描いているヤスダスズヒト氏が担当しています。イラストをマンガを描ける方が担当している場合、コミカライズも同じ方が描けばいいと思うのですが、あまり見ない気がします。そうしない何かわけがあったりするのでしょうか。1期2クール、2期3クールの合計5クールでアニメ化もしています。私はアニメは1期のみ視聴、原作は1巻だけ既読です。本コミカライズはラノベ1巻までの内容なので、メディアをかえて同じストーリーは3周目ですね。東京・池袋を舞台とした群像劇です。カラーギャング、情報屋、怪しい製薬会社、黒人の寿司屋、異形の存在などなど、池袋に住む様々な住人たちがそれぞれの視点で物語が紡がれていくストーリーとなります。一応、高校生の「竜ヶ峰帝人」が本作では主人公です。彼が高校進学を機に上京し、池袋へ引っ越してきたところから物語が始まります。池袋には帝人の幼なじみ「紀田正臣」がおり、同じ学校に通っています。正臣曰くには、池袋には絶対に敵にしてはいけない人物がおり、池袋最強の人物「平和島静雄」と、情報屋の「折原臨也」の名前を教えられます。そして、池袋には正体不明のカラーギャング「ダラーズ」が広がっています。そんな池袋に不安を覚えた帝人の目の前に、漆黒のバイクを操る首無しライダーが現れます。彼らだけではなく他数名のキャラクターが中心人物であり、各キャラクターの事情や思惑が絡み合って、ストーリーが展開する内容となっています。ラノベはラノベ、アニメはアニメの良点がありましたが、コミックも展開がわかりやすくよみやすかったです。多数のキャラクターが各々の考えからアクションを行って、他のキャラに影響を与える流れなので、文字だけよりも絵で動いた方がわかりやすく、元々メディアミックスに向いた作品だと思います。絵が淡白で、恐怖に怯えるシーンに緊迫感が感じられなかったのは残念でした。ただ、原作イラストの特徴は抑えられていて、読んでいて疲れ等はなく、ラストまで楽しく読めました。
mika
3.0
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