ばらかもん

ヨシノサツキ

3.93

13707

発刊:2009.07.22 〜

完結・全18巻

『ばらかもん(1)』巻の書影
『ばらかもん(2)』巻の書影
『ばらかもん(3)』巻の書影
『ばらかもん(4)』巻の書影
『ばらかもん(5)』巻の書影
『ばらかもん(6)』巻の書影
『ばらかもん(7)』巻の書影
『ばらかもん(8)』巻の書影
『ばらかもん(9)』巻の書影
『ばらかもん(10)』巻の書影
『ばらかもん(11)』巻の書影
『ばらかもん(12)』巻の書影
『ばらかもん(13)』巻の書影
『ばらかもん(14)』巻の書影
『ばらかもん(15)』巻の書影
『ばらかもん(16)』巻の書影
『ばらかもん(17)』巻の書影
『ばらかもん(18)』巻の書影
うにたべたいさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.93

307件の評価

4.3

18巻まで読みました

書道家の「半田清舟」は、書の受賞パーティーで、展示館の館長に「型にはまったつまらん字だ」と酷評され、感情のまま殴りつけてしまう。
著名な書道家の父の言いつけで、「書道家である前に人間として欠けている部分」を見つけさせるために、清舟は長崎の五島列島で一人暮らしすることになる。
当初反省の色はなかった清舟ですが、島で人とふれあい、助け合いをする中で、新しい書の境地を見つけ出してゆく、という展開です。

掲載誌を変更しながら10年以上連載していた長期連載作品で、スピンオフ作品を含めて2度アニメ化した人気作です。
島に移住してきた半田清舟を中心として、島に住む個性的な面々とのドタバタした日常が描かれます。

島に顔の効く父の紹介ということもあってか、最初から島民はフレンドリーです。
そのため、島のコミュニティーから弾かれたり、逆に村内の面倒な役割を押し付けられたり、宗教の勧誘ややっかいな隣人とのいざこざ等、田舎のめんどくさい部分については触れられておらず、風光明媚な島のスローライフ部分のみが描かれています。
そういった点でマンガ的にご都合主義的なところもありますが、作者が五島列島出身らしく、島の暮らし、釣りや四季の様子、年中行事などリアリティがあり、読むと島へ移住したい気持ちになりました。

清舟の日々が基本的にストーリーの中心です。
書道家としての成長や、書道展への出展、書道家という仕事の話が描かれることもありますが、進展はほとんどなく、島の日常が描かれることが主です。
島民の子供「琴石なる」がもう一人の主人公で、奔放な彼女に振り回される、あるいは、逆に常識はずれなほどドジな清舟になるが呆れるシーンがあり、楽しく読める作品でした。
一方で、慕われている島民のおばあちゃんの死や、名物店の閉店、村の若者の独り立ちなど、客観的に見てなんでもない日常の一コマですが、島にとっての大きなドラマが繰り広げられます。
また、清舟の生活でも、中盤大きな転機があり、単なる日常系ではなく、色々あって、その上で日常が流れていることが感じられる作品だと思いました。

12

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