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栗原正尚
3.08
2355
新刊通知
発刊:2012.09.20 〜
完結・全27巻
33件の評価
うにたべたい
3.7
主人公は、漫画の専門学校に通っている冴えないモヤシ野郎・御子柴亮。オンラインゲームのランカーで雑学の知識をひけらかすのが好きな彼の元に、ある日、謎のスマートフォンが届く。"モニターに選ばれた"旨が書かれた紙が同梱していたそのスマートフォンを起動すると、そこには街の監視カメラを覗き見するアプリや至る所のシステムへハッキングができるアプリなどの"神アプリ"がプリインストールされていた。面白がってアプリを動作させていた御子柴だが、そのアプリは実は従量課金となっており、御子柴は多額の借金を負うことになる。借金返済のため御子柴は、アプリを活用し犯罪者を捕らえる"ハンター"として活動することとなる。不思議なスマホを手に入れた学生が、組織的な謀事に巻き込まれていくアクションマンガ。読む前は、ドラえもんの秘密道具的なアプリでアダルトなあんなことこんなことを叶える一話完結系かと思ったのですが、普通にストーリーマンガでした。中盤までは仮面組合という犯罪集団との戦闘が描かれますが、中盤以降は神アプリが作られた目的と内部的ないざこざ、本当に倒すべき巨悪に立ち向かう展開となります。タイトルに反してバトルシーンの割合が多目です。神アプリを使用した索敵、頭脳戦も描かれるのですが、割りと序盤からスマホを介さない、腕時計やグローブタイプのデバイスが登場します。ロボットやラジコンヘリのような武器も登場し、アプリとほぼ関係ないビーム兵器や強化スーツが登場します。直接的な攻撃を行うためのアプリがほとんどで、敵の使う未知のアプリによる攻撃を打破し、叫びながらボコボコにして倒すシーンはスタンドバトルっぽさを感じました。また、捕まえる犯罪者は、レイプや強盗殺人がデフォルトの凶悪犯罪者です人体切断や顔面が爆発するなどグロいシーンも多く、エロ・グロ・バイオレンス系の作品といえます。ただ、絵にクセが強いためにそれほどグロさやエロは感じないので、耐性がなくても大丈夫と思います。キャラも個性的で、主要キャラであっても容赦なく死んでいきます。テンポは良く、バトルも単純でわかりやすいので、頭をあまり働かせずに楽しめる、一風変わったバトルマンガという感じでした。
吉野家ねぎ玉牛丼特盛
3.0
ネカフェ
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