攻殻機動隊

初めて読んだ当時はよく意味がわからないながらもSF作品として受け入れていたが今になって読み返すと手書きが当たり前の時代でこの解像度を見ると背筋が凍る。
インターネットが普及した現代でようやく理解できるレベルの構想を作者が当時思い描いていたことに戦慄を覚えた。

未読

絵の描き込みはすごいし世界観も良い。
昔の作品としてはとても技術的なことに造詣が深いように思えるが漫画的な読みやすさはほとんどない。特に駒外に細かく書かれた補足や解説が小さくて読みづらい。

"漫画"作品としてはどうなのだろうと思う部分は多いのでスコアは低めにしたが名作ではある。

ほとんどストーリーが理解できないんですが、それでも何回も繰り返し読んでいました。不思議な魅力がある漫画です。
映画のゴーストインザシェルで融合しネットの海に消えた少佐のその後の続編と思って読むのもいいかも。
ラストがあんな感じなんで続きあるのかなと思ったんですが、もう続きは描かれないみたいで残念。

欄外の情報が多く、当時この情報量で作り込まれていたことに驚嘆する作品。
今読んでも勉強になるというか、現在のITの発達によってやっと理解が出来る内容も多い。

2巻未読

素子ちゃん凛々しい！フチコマ可愛い！

1ページにおける情報量がえぐい。コマの外から説明をぎっちり書いてくる。綿密な設定に裏付けされた世界観だったんだなあと。演出も抜群にうまい(光学迷彩、広大なネット)これは確かにアニメ化したくなる。


あとアニメとキャラクターの性格が全然違う。だから漫画にはあまり退廃感を感じなかった。どちらも好き。

多数の作品に影響を与えたのも納得。あと10年でこの世界観に到達はキビイすわ。