LIGHT WING

神海英雄

3.00

2097

発刊:2010.12.29 〜

完結・全3巻

『LIGHT WING(1)』巻の書影
『LIGHT WING(2)』巻の書影
『LIGHT WING(3)』巻の書影
はてぃさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.00

51件の評価

3.0

3巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

メモ:202205

時々ジャンプに現れるスポーツの皮をかぶった能力バトル。
『テニプリ』『ミスフル』よりもスポーツ要素が薄いのでご注意ください。

作品自体は見事なまでの打ち切りマンガで、
10週区切りの切り捨てレースを生き残るために
じっくり試合ができなかったのだと思います。
セリフ回しや演出に全力を注いでおり、
厨二感が与えるインパクトは10年たった今も
ネットスラングとして見かけることがあります。

気になったのは主人公とラスボスの思想です。
結果のためにコミュニケーションを徹底して排除する考えは
実は両者とも非常に似通っています。
団体の動かし方、リーダーとしての振る舞いを抑えた上での二人の違いに、会社のビジネスモデルを感じました。

主人公リヒトは「楽しむために全員が自分にできることを意識するべき」という考え
会社がシステムを作ってくれる、という甘えは必要としておらず、頭を使おうとしないスタッフは切り捨ててしまうベンチャー的な思想です。

一方で、ライバル兼ラスボスのシアンは完全にFCチェーンや量販店のような思想でした。
意識は低くてもやることやれば最低限の結果は伴う。
代わりはいくらでもいるので飽きたら辞めればいい。

残念なのは徹底した没個性でチームを作り上げる思想のはずが、今泉のような武人肌の強者どころか
来栖のような格下の目だちたがりすらも制御できてない点
キャラ先行で作った作品なのでまとまらなかったのかと思います。
ホントは3人別チームで出てきたらそれぞれ味の違う試合ができたでしょうね。

短い中に面白い対比を感じたのでちょっと加点してます。
サクッと読めるし特定の世代には知名度もあるので気になったらどうぞ。

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