夢色パティシエール

松本夏実

3.57

879

発刊:2008.12.15 〜

完結・全12巻

『夢色パティシエール(1)』巻の書影
『夢色パティシエール(2)』巻の書影
『夢色パティシエール(3)』巻の書影
『夢色パティシエール(4)』巻の書影
『夢色パティシエール(5)』巻の書影
『夢色パティシエール(6)』巻の書影
『夢色パティシエール(7)』巻の書影
『夢色パティシエール(8)』巻の書影
『夢色パティシエール(9)』巻の書影
『夢色パティシエール(10)』巻の書影
『夢色パティシエール(11)』巻の書影
『夢色パティシエール(12)』巻の書影
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この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.57

16件の評価

3.6

12巻まで読みました

りぼん連載の少女マンガ。
2009年4クールでアニメ化をしているので、アニメから本作を知っている方も多いと思います。

タイトルの通り、パティシエールを目指す女の子が主人公です。
主人公の天野いちごは、有名お菓子店の味はだいたい記憶しているほどの大のお菓子好き。
ある日、家族で訪れたスイーツフェスタで出会ったアンリ・リュカスにその舌を認められ、製菓専門の名門校『聖マリー学園』に入学します。
そこで、チョコレートのスペシャリスト・樫野真、和菓子を取り入れたお菓子作りが得意な・安堂千乃介、精美なデザイン力を持ち、特に飴細工を得意とする・花房五月の3人の男の子に出会う。
学内でも一目置かれる3人に囲まれるも、自身はお菓子作りについてなんの技術も持っていないいちごだったが、それでも諦めずにお菓子作りの勉強に励む。
そんな折、いちごは、精霊界からスイーツの修行に来たというスイーツ精霊のバニラと出会う。
いちごは、スイーツ精霊の不思議な力に助けられながら、スイーツ王子たちと成長を遂げてゆく、というストーリーです。

いちごは最初、玉子を上手に割ることすらできなかったのですが、ある日、偶然の出会いから名門スイーツ校に入学するという、ご都合主義が凄いシンデレラストーリーです。
その後も、並み居る強敵を相手に、いつの間にやら身につけた技術力とアイデア、それにスイーツ王子たちの手助けで超絶技巧のスイーツを作り上げ称賛を浴びます。
子供向けの作品ということもあり、専門的な話は出てこず、何も考えなくても楽しめました。

いちごと、その周囲の人々の成長、そしてスイーツ精霊たちの暮らすスイーツ王国の事情を縦軸に展開され、ラスト近辺では割と唐突な恋愛描写もあり、そのまま大団円で終了となります。
極端なギャグもなく、基本的に平和のまま終わる、とても女児向けマンガらしい作品でした。

かわいい女の子がひたむきにがんばって、トントン拍子に報われるストーリー。
おまけにスイーツ妖精という二頭身のちびキャラも多数あらわれて主人公たちを手助けするというファンタジー感がたまらないですね。
ストレスの多い日常の逃避先として、疲れた現代人にもおすすめです。

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