まりんとゆうれい

憑依体質のまりんは、幽霊のれいちゃんに振り回され、れいちゃんが入った状態で憧れの堀くんに告白をしてしまう。幽霊と少女が繰り広げるのラブコメディ。

まりんの内気さ、うじうじさは嫌いな人は嫌いかもしれないが、れいちゃんが付いているのでいい調和が取れてると思う。内気だったまりんの成長も巻を追うごとに伺えるのが良い。

まりんが勇気を出して、自分が憑依体質だということを掘りに伝えたが、本気にされなかったシーンは胸が痛んだ。本気なことを冗談だと受け止められてしまうほど辛いことはないよなあ。

あれこれあったがラストの終わり方は、まりんと堀くんの間の子どもとして、れいちゃんざ生まれ変わるという結末に。読了後は穏やかな気持ちになる。

2020/08/20、3巻。