Steins;Gate シュタインズ・ゲート 閉時曲線のエピグラフ

吉田糺

3.19

223

発刊:2013.07.13 〜

既刊2巻

『Steins;Gate シュタインズ・ゲート 閉時曲線のエピグラフ(1)』巻の書影
『Steins;Gate シュタインズ・ゲート 閉時曲線のエピグラフ(2)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.19

5件の評価

3.8

2巻まで読みました

シュタインズ・ゲートの外伝小説3部作の一作目"閉時曲線のエピグラフ"のコミカライズ。
この三部作とドラマCDの"無限遠点のアークライト"は、紅莉栖を救うことが叶わなかったβ世界線が舞台になっていて、罪悪感と、絶望の未来への物語となっています。
また、三部作とドラマCDのストーリーは、後に発売されるゲーム"Steins Gate 0"で内包されています。
私はそれを知らずに読み進めていたので、内容が"0"と丸かぶりなので驚きました。
ひょっとして私もリーディングシュタイナーに目覚めたのではないかと。

ストーリーは"0"の序盤までそのままです
レスキネン教授のセミナーで「比屋定 真帆」と知り合った岡部倫太郎は、紅莉栖の記憶をベースにした人工知能「アマデウス」のテスターとなる。
以降、"0"でいうところのクリスマスパーティあたりまでの展開がえがかれています。
年明けの武装集団の乱入などまでいかないため、内容としては崩壊しない、穏やかな日々を過ごしているところまでとなっています。
序盤に比屋定ベースの人工知能が登場したところだけ知らない展開と思いましたが、それ以外は気づいた差異はなかったように思いました。
とはいえ、"0"はマンガのみで、ゲームは未プレイなので、知らない差異が他にもあるかもしれないです。

絵柄は、ダークな重い雰囲気で、独特です。
読みにくいというわけではないのですが、人を選ぶ作風と思います。
内容とはマッチしていて、私的にはとても楽しめました。

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