小百合さんの妹は天使

けっこうずっと不穏さでドキドキする。
百合百合するところや日常パートは可愛いが、やはりなぜ？がつきまとう。サブカップルのお話など可愛いに没入できる部分もあるが、それはおまけでしかない。伊藤ハチの描く可愛い女の子の世界はやはり素晴らしいが、どこか不穏な空気を感じたり、思い出させられたり（？）しながら進む。
再読ながらにドキドキしたのはやはり世界に落とし込まれていたのかとも思う。商業一本目と思っているが（違ったらごめんなさい）、お話の部分でも力があるのだなと思う。
反面、百合感は低めかもしれない。シスコンの子たちが主人公なお話と言えばそれはそうかも。それはこの作品に限らないかもしれないが、過度にイチャイチャやドキドキはしないが、日常の中で少しずつ寄り添い惹かれていくのがちょうど良いのかもしれない。
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尊すぎる...