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荒川弘
4.35
88477
新刊通知
完結・全27巻
2472件の評価
うにたべたい
4.5
国家錬金術師「エドワード・エルリック(エド)」と、その弟「アルフォンス・エルリック(アル)」のエルリック兄弟を主役にしたファンタジーマンガ。連載当時、二度のアニメ化、映画化、実写化と、大ブームを起こした作品です。禁忌とされた人体錬成の代償として、エドは片腕と片足を失い、アルは全身を失って魂のみその場にあった鎧に癒着され、鎧の体となってしまう。失った体を戻すため、賢者の石と呼ばれる奇跡の物質を求めて旅をするというストーリーです。タイトルの通り錬金術師と呼ばれる人々が活躍する作品ですが、本作の錬金術師は卑金属から金を錬成するべく試みる研究者ではなく、本作登場の錬金術師は錬成陣と呼ばれる手書きの回路を用いて物質を分解、再構築しており、魔法に似た術を使う人々となっています。一応、等価交換が原則で、無から有は作れず、物質を分子レベルで理解して、その構成物質の範囲内で再度作り直しているということになってます。といってもただの地面を隆起させたり、壊れた機械を直したり、空気中の酸素を爆発させるなど、理論では無理があると感じる箇所もありますが、そこは高度な知識と独自研究に基づいているため具体的な手法は秘匿されているという説明がついています。エドは人体錬成時に「真理の扉」を見ており、それによって錬成陣無しで錬金術が使えます。賢者の石は等価交換の原則を無視できる物質と考えられていますが、生成にはおぞましい方法を取る必要があり、賢者の石を求める兄弟は、国家を巻き込んだ謀略の渦に巻き込まれていくという展開となります。ストーリーはかなりダークです。錬金術師によって人ならざる体に生成された人々や、大事な人を人質に取られ人道に反する行動を強要される展開が続きますが、絵はライトで読みやすく、残酷なシーンが多いのにそれを感じさせないです。それどころかギャグ漫画テイストな雰囲気すらあり、一方でストーリーマンガとして展開がしっかりしていて、キャラも個性的で先が気になる作品でした。普段マンガを読まない方にもおすすめできる名作と思います。
青リンゴ飴
3.9
記録
さほ
5.0
人生の教科書。計り知れない影響を与えられたので、子供の時に読んで本当によかった。この27冊で、命の大切さ・仲間や家族の大切さ・諦めないことの大切さをここまで描き切るのは本当にすごい。特に、最近の漫画では命が軽く描かれることが増えたが、この漫画はキャラクターの人生一つ一つが胸に刺さる。そしてストーリーのまとめ方という点でも、私はこれに勝る漫画に未だ出会えていない。全ての登場人物の物語を27巻で完結させれる漫画家がどれほどいよう。この漫画に出会えただけでも日本に生まれた価値があるというものだ。
大串 まなみ
深い。最後ハッピーエンドでよかった。命が重く描かれているのがよい。
藤
完結から数年経ちますが何度読んでも感動します。今まで読んだ漫画の中でBEST3に入るくらい好きな作品。
KZK
キャラクターのインフレが激しくなく、どのキャラクターにも魅力がある。キャラクター作りがとても上手。ストーリーもよくとてもおすすめできる作品。
こまいずあぺん
4.6
キャラの魅力、内容アニメにしても全てが完璧
まぬ
最高にまとまりが良い作品。名作
ももも
この巻数でこのまとめ方はすごい
104
ちゃんと伏線回収して終わってるから最高!面白い!長く連載してたけどしっかり終わってた漫画だけど全部がいい方向に終わるんじゃなくてストーリー構成が絶妙!読む価値はある!
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