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河下水希
3.60
18645
新刊通知
発刊:2002.08.02 〜
完結・全19巻
540件の評価
うにたべたい
4.3
週刊少年ジャンプで連載されていたラブコメディ。主人公の「真中淳平」は、テストは赤点、運動能力も今ひとつ、器量も抜きん出て良いわけではない、スケベで優柔不断な、パッとしない平凡な高校生ですが、映画作りに興味があり、夢に向かって一直線に突き進む性格です。そんな彼が、いろんな女の子にアプローチされるという、典型的なラブコメフォーマットとなっています。全19巻の内、最初の3巻は中学生編、以降は高校生編です。中学3年生から始まり、高校生卒業までが描かれていて、その間、いろいろな美少女が登場しますが、東西南北の漢字がそれぞれついた4人の女の子がメインヒロインです。中学3年生の真中は、放課後の屋上で、空からいちごパンツの女の子が顔面に降ってきます。このいちごパンツの正体こそが、最初のヒロイン「東城綾」です。東城は、おさげメガネで地味な見た目なのですが、小説を書くのが趣味で、真中にその内容を褒められたことで、付き合いが始まります。また、その中学校にはアイドル的な女の子「西野つかさ」がいて、いちごパンツの持ち主が西野だと勘違いをした真中は、勢いで西野に告白し、OKをもらってしまいます。基本的には、東城と西野が中核で、ついたり離れたりしながら、青春といちごパンツに大いに頭を悩ませる展開となります。他のヒロインたちも個性的で可愛らしく、連載時は"西野派"、"東城派"を中心にどのヒロインが一番好きかで派閥が別れて議論が行われていました。エロくて積極的な「北大路さつき」や、妹キャラで距離感が近い「南戸唯」、移り気だけど必至でアピールしてくる「端本ちなみ」や、妄想たくましいけど男性恐怖症で消極的な「向井こずえ」などなど、最強談義が盛り上がる作品だと思います。ちなみに個人的には唯推しです。朝目覚めたら半裸の少女が布団の中にいる日々を送りたい人生だった。ラストはちゃんと選択した一人とくっついて終わりますが、そのキャラは、個人的には非情に意外でした。すれ違ったままみたいな形でライバルキャラがフェードアウトしちゃったところがあって、スッキリしない感じもします。最終的にくっつくのは誰かは(検索すればすぐ出てきますが)、ぜひ読んで欲しいと思います。なお、連載時期は2000年前半頃で、インターネットも個人サイト全盛期くらいなので、今読むと古いと感じるところがあります。ただ、絵はキレイで、なによりもいちごパンツの描写が素晴らしいので、問題なく楽しめると思います。ちなみにタイトルの"いちご100%"は、作中、着衣のいちごパンツが降ってくるので、「いちごパンツの降水確率100%!」という意味でつけられたそうです。今の所、私にはいちごパンツが降ってきたことがないので、残念ながら0%ですね。10%くらいでいいので、たまには恵みのいちごパンツが降ってくればいいのにと思います。(実際に降ってきたら首の骨が絶えられなさそうですが)
浅香
3.5
この人の描く女の子の絵本当に好き。天使感というか透明感というか中高生の思い描く女の子像的なストーリーはまあまあって感じでだけど誰とくっつくのかは普通に気になって読んじゃう。ショートカット好きじゃないけど西野派です。
agure
3.6
出てくる女の子がとにかく可愛い。展開はかなり強引なのだけど、女の子の可愛さで読めてしまう。
叛逆のほむほむ
このレビューにはネタバレを含みます。
西野派だからラストは満足
夕ベ
3.9
絵がすごく綺麗で、女の子キャラが可愛いです。ラブコメはヒロインの見分けがつかないことも多いですが、しっかり描き分けられています。主要人物の真中がクズすぎて、イライラしました。ヒロインたちは真中のどこに惹かれているのか、自分には分かりませんでした。この作品は女性作家が描いていますが、男性作家が書いたようなストーリーです。
ほし
推しは負けました。
さほ
3.0
まあ、そっちが勝つわな…ってなるので、ハーレムラブコメとしての落とし所は良かったと思う。自分は女だが、西野というキャラクターには選ばれる女の全てが詰まってると思うので、女性でも一読の価値あり。
ゆめろう
記録
CLAVA
3.7
徹底して真中視点で、物語が進んでいることがこの漫画の面白いところ。真中の心理描写(女の子に対して、何をどう思っているのか)が多く描かれているため、読者は真中に感情移入して読むことができ、読者は真中になった気持ちになれる。(なので読者は女の子が他の人に目が行くことがあると不快や嫌悪感を思う)対照的に、女の子の心理描写は、かなり少ない。これは、女の子たちが何を考えているのかわからないという真中の苦悩(というほどでもないが)を、読者に体験させるよう、わざと少なくしていると考えられる。特にミステリアスというイメージがある西野は、全19巻を通して真中に対しての心理描写は2シーンほどしかない。
オラフ
イチゴパンツ。
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