この漫画のレビュー

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4.05

1379件の評価

4.0

19巻まで読みました

ドラゴンボール、スラムダンクなどと共に、ジャンプ黄金期を支えた作品。
惜しくらむは、有り体に言えば作者が途中で執筆に飽きて、作品が竜頭蛇尾に終わったことですが、それを差し引いても十全に面白い作品だと思います。

主人公の浦飯幽助は近所でも札付きの悪童で、高校生だが喫煙・飲酒・パチンコ、暴行事件や犯罪行為の常習犯で、地獄行きが決定しているような不良だった。
しかしその浦飯幽助が、車に轢かれそうになった子供を庇って、身代わりに事故死してしまう。
この展開はお釈迦様でも予想をしておらず、霊界は幽助に霊界獣の卵を托すかわりに蘇生させ、様々な事件の解決をするための霊界探偵として任命するというのが、スタート時の展開。
その後、『霊界探偵編』にて闘った戸愚呂兄弟にゲストとして招かれて、闇のイベントで戦う『暗黒武術会編』、魔界と人間界を繋ぐトンネルを開こうとする野望を阻止する『魔界の扉編』、魔界の王を決めるいざこざに巻き込まれる『魔界編』で構成されます。

ただ、魔界編の途中で明らかに巻きに入っています。
HUNTERXHUNTERみたく途中で休載したらば、続けられる作品だったかと。
ダラダラ続けるべきか、スパッと19巻で完結するべきだったかは評価の別れるところかと思いますが。

ちな、個人的ベストバウトは蔵馬vs鴉。蔵馬vs海東とかも好きです。

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