この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.88

497件の評価

4.0

9巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

繊細な描写で丁寧に、登場人物の仕草や雰囲気の表現がまず何より魅力的で書店でも目をひきます。
異性の前で着替えを観て戸惑ったり、ちょっとしたことで照れたり、喜んだり、嫉妬したりが初々しく、ゆっくりと関係性が進みます。
5巻までで大喜の高校入学直前の春休みから8月までととてもゆっくりです。
大人からすればそれが焦ったくもあり、物足りないかもしれません。
個人的には10代ならではの独特な時間の流れ方を思い出し、主人公と同じ高1の春から夏の空気や温度、学校の教室や廊下、体育館や学校帰り…色々な記憶が蘇ってくるようです。さ
(メインの読者層である主人公らと同世代の中高生にとってはどう写っているのか気になりますが)

物語は千夏先輩との出逢い、一方的な片思い。そしてひょんな事から同居が始まるのはテンプレですが、引っ越し当日こそ距離感に戸惑う様子があったが、その後はあまり同居中の描写は少なく、学校での様子やトレーニング、試合などが中心で展開していきます。

1巻〜千夏先輩との出逢い、同居開始
2巻〜地区予選、水族館デート
3巻〜世代最強の兵藤、遊佐登場
4巻〜看病、夏祭りイベント
5巻〜IHと針生先輩の彼女登場。

こんなに部活がバラバラな作品はありそうでなかったと思う。(学校は同じ)
それでいて高校生らしい恋に、部活に一生懸命で魅力的。

大喜(高1)…男子バド
千夏先輩(高2)…女子バスケ部エース
雛(高1)…新体操全中4位の期待の新入生

ヒロインたちは全員、校内校外を問わずファンがいるほどの美少女たち。
しかも主人公(予選敗退)が気になっているという羨ましい展開…お互いを意識し、そしてIHも終わっていよいよ恋の季節が始まるという所で続きがとても気になっています。(アラフォー)

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