マンガOH!スーパーミルクチャン

WOWOWでやっていたアニメOH!スーパーミルクチャンの漫画版。
ミルクチャンとロボットのテツコが大統領の指令を受けて、主に巨大怪獣の事件を解決する。
2ページで1話、全ページカラーのためお値段が張ります。

はっきり言って上級者向けです。
おじさんにしか分からないのネタを飛ばしてくる(遺伝子組換え、カイリー・ミノーグ、ペンギンズバーなど)上、元ネタがわかってても特に意味はなく、アニメに輪をかけて意味不明です。
絵だけはアニメの雰囲気そのままで、かわいいポップなキャラクターが意味のないことを口走るだけのマンガとなっています。
話の流れがアニメではお決まりのフォーマットになっているわけでもなく、大家やロボドック1号、アリの一家などは出てこず、アイパッチ博士も最後の1話しか登場がないです。
「このばかっつらー」「この人が私のお父さんじゃありませんように‥」などの名セリフも登場しません。
よって、アニメのファンであっても決しておすすめできません。

ストーリーはアニメ以上になく、エキセントリックで衒学趣味なところを抜き出したような一冊となっており、自称変わり者なかたにおすすめできると思います。