うるわしの宵の月

やまもり三香

4.00

15182

発刊:2020.12.11 〜

既刊8巻

『うるわしの宵の月(1)』巻の書影
『うるわしの宵の月(2)』巻の書影
『うるわしの宵の月(3)』巻の書影
『うるわしの宵の月(4)』巻の書影
『うるわしの宵の月(5)』巻の書影
『うるわしの宵の月(6)』巻の書影
『うるわしの宵の月(7)』巻の書影
『うるわしの宵の月(8)』巻の書影
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この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
4.00

361件の評価

5.0

2巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

1巻を読んだとき、やまもり先生の作品の中では
これまでにいないタイプのヒーローで、
漠然と「王子と呼ばれる男女の物語」って設定だけだから、
どんなふうに展開していていくのかな?と思っていたのが
2巻で動き出してきました。

宵ちゃんも市村先輩も現時点で私たち読者が思っている以上に
王子のレッテルに苦しんできたのかなぁと思う。

「ほしいと思うものに会ったの初めてかも」っていう市村先輩の
言葉は先輩の生い立ちにも関係あるのかな。
この辺は、これから描かれるのが楽しみ!!

(過去作の「ひるなかの流星」では教師×三角関係
「椿町ロンリープラネット」では年上×同居という
関係性があったのでわかりやすかったですね。
ちなみにどちらの作品も主人公がマイペースでたくましいようで、
どこか孤独な一面を持っているのが宵ちゃんにも通じているなぁと思います。)

ただ、いろんなフィルターをはずしてみると一人の男の子の一目惚れと、
初めて“女の子”として意識される女の子の王道ラブストーリー。

宵ちゃんのデートに着ていく服を迷いすぎて制服とか、
餃子の味がしなくなるなんて、乙女以外の何でもない。

個人的に素敵だなぁと思ったシーンは

・遊園地で照れてうつむく二人の顔の後に足元がアップになるシーン

・餃子屋さんで並んで座った時の距離感がリアルに伝わるシーン

どちらも、読んでるほうが恥ずかしくなるような
リアルな空気感で感動しました。

しかし、デートの試着シーンがわかりやすいけど
絵がうるわしいから王子×王子という説得力がすごい。。。

表紙も圧倒的な透明感と美しさで、3巻も楽しみ。

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