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平庫ワカ
3.86
15528
新刊通知
発刊:2020.01.08 〜
完結・全1巻
356件の評価
りゅう
3.5
力強くていい
tdo12
3.0
友人の死によって、彼女への弔いや後悔に苛まれながらも、必死に生きる意味を見いだそうともがきながら旅する話。ほとばしる感情は最後まで一気に読ませるものがあるが、登場人物への共感からは遠いか。絵がしんどいな。
ともも
このレビューにはネタバレを含みます。
自殺をした親友の遺骨を虐待していた親から奪い、二人の想い出の海へ向かい過ごすロードムービーの様な漫画。多くの人がコメントするように疾走感が強い。「こうしている間にもどんどんあのコの記憶が薄れてくんだよ。きれいなあのコしか思い出さなくなる…」という台詞。家に帰り「こうやって日常に戻ってくんだ」というつぶやき。大切な人が失われ目の前から"今"が消えていく描写が、本当に大事な人を失ったことで気づく無情さをうまく描いてる。
itomaちゃん
3.3
勢い、という感じ
シュン
4.2
マリコの人生が辛く苦しいもので救いが無さすぎて凹む。でもシイノと言う愛に溢れた力強い友人がいただけで幸せだったんじゃ無いかと思ってしまう。でもシイノの「どんなに心から心配してみせたって そんなもんじゃどうにもならない所にあの子はいたんだよね」ってセリフが胸に突き刺さった。どーしたってマリコの悲しみ、苦しみ、辛さはマリコのものでしかない。誰も理解できないし解決してあげられないのだ。こうなる事が決まってたかのように話は進んで行く。そして熱量とスピード感が半端無い。一巻完結だけど読み応えがあり読後の余韻もいい。死生観について考えさせられるけど後味が悪いわけではない。
ヴァッハ
4.5
とてつもないものに出会った。信じられない程の熱量が、化け物じみた画力と表現力を以って全速力でぶつかってくる。暴力的なまでに感情に溢れてる。自分勝手な子供のまま。衝動の激しさが訴えかける。兎に角満足。そして次回作を早く読みたい
オクタン
素晴らしい作品だった。いや、素晴らしいと表現するには余りにしんどい作品だ。ビューティフルではなくシリアス。最初からずっと感情の奔流に飲まれるような熱量の作品だった。トモヨが自宅に帰ってきて、干している洗濯物から現実に引き戻されるシーンは鳥肌が凄かった。最後の手紙には何が書いてあったのだろうか、それを僕達が盗み見ることなど到底出来ないのであろうが。
sosuke_m
4.0
最後の手紙の内容は作中に描かれておらず、その手紙を読んだシイノは小さく頷きながら涙する。手紙の内容は何が描かれていたのだろうか。ささやかな願いとしては、シイノのことを想うマリコの他愛もない愛のある内容が記されていた。であるが、シイノが求めていた言葉が「一緒に死んでくれ」という言葉だったのではないかと考えてしまう自分がいる。
よね
ソラニンのような疾走感
うどん
遺影とか持って窓から飛び降りて逃げる
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