映像研には手を出すな!

この作品はアニメのクオリティがかなり良かったため、改めてこの原作コミックを再読しました。

しかしアニメとは異なるテンポの速い構成や、苦手とする情報量の多い台詞が前面に出ており、残念ながら私にはマッチせず、元々 雰囲気･設定･キャラは最高ですが中々読み進められず歯痒かったです。

しかしアニメは それらのウィークポイントを見事にカバーし再構築された、原作の良さが最大限に発揮された名作となっており、これほど原作を超えたと感じる作品は滅多に無く素晴らしい仕上がりとなっているため、未鑑賞の方には かなりオススメです。

月スピで41話まで読んでる

説明が多い。サラっと読める作品が好きな自分にとっては合わなかった。

アニメの方が見やすいなあ。まあ、アニメ作る話だから動きある方がわかりやすいの当たり前なんだけどね。
宮崎駿みたいな人が描いてんかなって妄想した。

まず、この世界の立体的な都市構造や学園の体制にワクワク、特徴的なパースがかかった台詞により、より立体感を感じた。
そこから浅草氏の空想にシームレスで突入し一気に引き込まれた。
また、毎巻バシッとまとめてくる構成力の高さに驚かされた、特に1巻は余韻がすごかった。

絵については、設定画の書き込みには驚かされるが白背景が多く正直かなりお粗末だと感じた、しかしそれを上回る魅力があり、作者の表現に対する情熱を強く感じる、魂を揺さぶる一作だった。
これがデビュー作、ハンパなすぎる。

「細工は流々仕上げを御覧じろ！」

平成狸合戦ぽんぽこ

漫画表現てまだまだ無限大と感じる作品。アニメ寄りの漫画と言える。
この描き方が好きな人は『我らコンタクティ』も好きそう。

内容が緻密綿密で文字が多い。
読み込めば絶対面白いけど満喫とかで済ますのは難しい。

オタクが好きそう
好みの問題か

　この作品の魅力を説明するのは難しいですね・・・。ストーリーをざっくりジャンル分けすると「女子学生が協力してアニメを作る日常系部活もの」になるんでしょうけど、既存の作品とは一線を画す面白さがあります。
　まず漫画の舞台自体が、廃墟感のある街並み・イリーガルな臭いがする胡散臭い部活と少しＳＦチックな世界観になっています。これも読んでいて楽しいのですが、加えて主人公の浅草みどりが、仲間との会話をきっかけに描き出す「設定画」が凄く面白い。子どものときには、誰でも架空の街や乗り物、生物を想像したことがあると思いますが、このときのワクワク感が蘇ってきて、ただ絵を眺めているだけでも楽しくなってきます。
　ストーリーそのものではなく、作品が醸し出す雰囲気に心を打たれる漫画ですね。