読んだ・読みたい漫画を探す

検索

4,841

『幻影の守護者ムクツナ』の書影

幻影の守護者ムクツナ

55

発刊: 2010.07.24 ~

既刊1巻

新刊通知

a

代々女系が続く名家の一人娘・琴花。 婿取りの見合いの席に現れたのは、会社の上司・遥己!? 抜群のルックスで仕事もデキるのに口が悪い―― 『結婚したくない相手No.1』と噂される遥己だったが、 家を出るために婿入りしたいと言われ、 縁談は順調に進んでしまう。 「身体の相性も知っておかないとな」 婚前同居を始めて最初の夜。 軽いキスだけで瞳を潤ませて震える琴花に煽られた遥己は、 秘めていた欲望をぶつけてきて……!?

『洞窟ゲーム』の書影

洞窟ゲーム

3.04

53

発刊: 2010.05.30 ~

既刊1巻

新刊通知

a

まどの一哉氏は、1976年「ガロ」でデビュー。以降一貫してシュルレアリズムとナンセンスが融合した「曰く言い難い」作品を描き続ける巨匠であります。部分的に取り上げると、まどの作品はまるでギャグなんですが、全体の印象は、笑ってすむ問題ではありません。もっと「重い何か」です。それがなんなのか、うまく表現する言葉が見つからないんですが、笑うそばから口の端が凍り付くような、洒落ているけど洒落にならない、もしかすると一生読まずにすませればそれに越したことはない、でも読んでしまったから後戻りもできない、のっぴきならない「何か」があります。いうならば、私はまどの作品に触れて、初めて狂人の気持ちがリアルに分かったような気がしました。「気が触れる」とはどういうことなのかを実感できました。そこにはとてつもなくシリアスで、馬鹿げた真実がある気がしました。一言で言って、やばいマンガであります。しかもとてつもなく面白いのが困ったところです。[竹熊]         76年、『ガロ』にてデビュー。そのキャリアの長さにも関わらず、2010年に本作『洞窟ゲーム』が刊行されるまで、単行本としてその作品が一冊にまとめられたことが(おそらく)なかった、知る人ぞ知る漫画家。近年、評論家・竹熊健太郎(本作に帯文も寄せている)がその存在を紹介、竹熊の主宰するオンラインコミックマガジン「電脳マヴォ」上においても作品が掲載され、インターネット上で反響を呼んでいる。         1956年大阪府出身。1976年、『ガロ』にてデビュー。『ガロ』『アックス』『クイック・ジャパン』などで活躍。グラフィックデザイナー、線画講師としての顔も持つ。 漫画家・西野空男のペンネームは、まどのの作品に由来する

Loading ...