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全3件
Yahiro
4.5
1話をジャンプで読んだ時に涙した記憶がある。連載漫画の1話だけで泣いたこともあまり他になかったので、当時から息の長い作品になって欲しいなと思っていた。この漫画が凄いところは沢山あるが、それを伝える言葉は一言で十分だと思っている。「今が1番面白い」。長期連載で中だるみもほとんどなく、30巻かけてちゃんとピークを持ってきている作品。既に大名作。
僕のヒーローアカデミア
レビュー(1905)件
既刊41巻
間違いなく跳ねる作品と太鼓判を押したい。題材自体はさほど珍しいものじゃないけれど、ほどよくキテレツなキャラクター性が魅力的。一見登場人物全員ぶっ飛んだヤツらに見えるが、愛情や思いやり、劣等感といった普遍的な感情描写がすごく丁寧なので共感でき、読者として気持ちが離れない。そして何より漫画としての表現力がすごく高い。読者の恐怖を煽る敵キャラクター、戦闘のスピード感、カッコイイキャラクターデザインのセンス、コミカルでテンポの良い会話の掛け合い。全てが素晴らしいバランスで成り立っている漫画。これが流行らなければ仕事辞めます。そのぐらいの漫画になると思います。
ダンダダン
レビュー(979)件
既刊17巻
エヴァを人に勧めるなら漫画からだと思う。庵野エヴァの良さの一つには、あえて説明しないことで生まれる世界観の奥行きやキャラクターの人間味があるけれど、やはり最初から「理解しよう」と思うと話について行けない・キャラクターに苛立つことも多い。そうした点は、ストーリーを主軸に作品を見る多くの人達にとって、この作品に入り込むためのハードルを高くしている。これに対して貞本エヴァは丁寧に話の流れを示してくれるので、安心して人物に感情移入し、安心して理解する努力をすることができる。良質なメディアミックスとはこういうもののことを言うと思う。貞本エヴァでエヴァンゲリオンの世界観とそれぞれキャラクター性を理解し、庵野エヴァでその物語の奥深さを知る。これが理想的な流れだろう。シン・エヴァンゲリオンで物語は美しく完結し、それをリアルタイムで追うことのできたファンは幸せ者だ。ただ、まだ作品に触れていない人は、自分の想像が及びもつかない新たな世界があることに気付けるのだから、これまた幸せ者に違いない。
新世紀エヴァンゲリオン
レビュー(655)件
完結・全14巻
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