ヲリベ さんのレビュー

ヨーロッパ編。言葉の通じない土地の中で生きていくことの難しさを感じた。ヨーロッパであろうと宮本大の音は強いんだなあと感じさせられた。

日本編で、仙台と東京が舞台になってる。雪祈が負傷して、映画と違ってライブに出演しないまま終わったので消化不良な感じは否めない。

前衛的すぎる
ピアノで景色を見せるという特殊能力が理解できなかった。ソルキチだと心の状態が見えるというのとは次元が違う。ソルキチだと障害を乗り越えるための図示としての側面があったから分かりやすかった。
兄弟と同じくラッキーにも才能があったんだよな。

実はTシャツを手に入れているほど好きだった作品
父も母も小学生の妹もペットも同じく高校生に入学するのは頭おかしい
父の一郎が特に魅力的で、おっさんなのにバレーに熱心なのがかっこよかった。母はマネージャー、妹は将棋、ペットは番長、光太郎は生徒会長とそれぞれに筋のある物語があったよね。

久保さんがかわいいだけの作品
久保さんを通じて影が薄い白石の世界が変わっていくんですよね、友達っていいなと

エイリアン対策の武器がかっこよかった

電子情報があればなんでも教えてくれるすごいスマートフォン

御手洗家が狡猾すぎて驚いた
放火(結果論としては不慮の事故)の犯人は御手洗の次男やったけど、母親は物を盗みまくるやばい人間だし、父親は性格クズだった
Kiss連載ということもあって、恋愛も同時並行で進んで、長男と結ばれたのはおめでたい

天才の兄から心臓を受け継いで、部活動やプロで活躍するという話でした。サッカーは戦術のおもしろさもあるけど、経験を経て駆が成長していく様や取り囲む人間関係が変容していく様が見応えあった。
特にプロでプレイし始めてからのブルーインパルスの試合が好きで、イクさんや四季さんがまじで魅力的だった。いがみ合ってたイクさんと四季さんがめっちゃ連携とってるのソイポすぎる。ほんで、四季さんがむじでいい先輩すぎんよな。
あと、傑のラストレッスン全てが絶叫すぎて泣いたわ。荒木や四季たちからラストパスをもらって本当の"お別れ"するのも、振る舞いで家族が傑やと分かるのも好きすぎる。
最後に、セブンがかわいすぎた。ありがとう。

岩城先生の過去編ですね。同好会と部活の2つの体制になったエピソードと当時からの岩城先生の実力を知りました。

本編を読み返して、あー同好会と部活がバトって引き分けになって合体してサッカー部へと生まれ変わったなーと。荒木との出会いも思い出しました。見返してよかった。

30巻から31巻(最終巻)にかけて話が大きく動いたね
マイキーの黒い衝動、お兄さんの死、タケミッチのループなど諸々が繋がってるのはおもしろい
タケミッチとマイキーが過去に飛んで、大団円エンドで誰も死なない未来になったのはまあ無難ではあるが物足りなさも感じるかな(というのもこの選択をすると、それまでに描いた物語がタケミッチとマイキーだけで完結する)

タイムリープで世界を変えるってテーマは好きなのですが、不良が登場人物だったのは感情移入しにくいんですよね…(話としては上手かったけど

ラブコメとしてのギャグはかなりおもしろかったが、四宮と四条の相続問題(?)の章は微妙だったかな

心の具現化という高度な画力あってこそ成し遂げた作品だと思う
能力を使って部員を少しずつ味方につけるという流れで、金井淵涼たちを高い壁としてラストに持ってきたのは上手い
心が見える神峰と黒条の対比はおもしろかった

ヒロインの顔がかわいかった
電人として生きた結果、感情を喪失して負が感染する設定は理解できたし善く生きるためにはというテーマが見えた気がする。そうであるのに、黒目との対戦で何を伝えたかったのか分からないし、黒目の目的が謎だし、マザコン設定が唐突すぎる。

マンガワンで少し読んだ記憶があったので、読み直したがなんだこれw
コミカライズなのね
双子だから見分けることが難しかったは無理がありすぎるし、蒲田さんの指名手配は謎だし、双子のうち結局どっちがどんな人間なのかも謎のまま終わった

とても好きな作品
他人の心の内なんて他人が知る由は無いもので、聴覚障害者を交えることでそれが際立つのが好き
過ちという暗い過去を取り消すことはできない…
そんな過去を背負い続けることが贖罪なんだなと理解できる。
いじめた側といじめられた側の双方をうまく交錯させてるのが、本当に魅力的だなあとこの作品を見る度に感じる
欲を言えば、彼らのその先を見たかった

言語を強みとした歴史漫画の主人公はおもしろいなと思った。壮大な物語になりそう！と期待していたので続きを読みたかったですね。
バートルとネルグイを敵対関係にした必然性が分からなかった点、コメディ部分が物語にあまり噛み合ってなかった点、チンギスハンとの接触が不自然な流れ(打ち切りだから仕方ないけど)であった点、はちょっと残念
タイトルから考えれば山地を拠点にチンギスハンを討ち取る構想だったのかな？

嘘の顔を手に入れても生きる実感が湧かない現実がよく分かる作品。僕もブサイクなので、内面を見ろってのはよく思うのでとても刺さった。まあ整形する気は無いけども。ガキもブサイクに苦しむのは本当にそうで、逃げた名越も逃げられたななこも悲痛でしか無かった。最終話の終焉ぶりが素晴らしいわ。