ぽぽ さんのレビュー

振り返ってみると１巻の超展開はなんだったのかと思うものの、まあ読んでもらうためにはインパクトのある出だしと読者ホイホイの設定（転生とか）も大切なのかなと納得。
芸能界成り上がりモノとして面白くて先が楽しみ。有馬かな（天才じゃない天才子役）が主人公の位置になっているような展開が見えるのは、努力する凡才に共感する読者を引き込む狙いだろうか……と、全部狙いと疑ってしまう。有馬かなかわいいね。

東京トイボックスがゲームを作る側で本作はゲームをプレイする側。トイボックスが面白かったので内容を知らずに手にとった。eスポーツは興味がなく格闘ゲームは好きではないので２巻以降はパラパラ。
トイボックスと世界がつながっているので共通の人物が出るが作品の主題を受け付けないのでダメだった。このタイトルでなかったら読まなかったし、このタイトルであることが不満な作品となった。

カイジに対してのトネガワみたいな作品。ベルダンディーが天然ボケの役に徹していて第1話でだいたい全話の雰囲気やギャグの流れがわかります。あまりにも清く善で女神の力が強すぎるため結局全部不採用となる展開。正編をあまり知らなくても楽しめるギャグ作品。

連載中作品で今一番面白い漫画。あるあるネタや、うんちくや、くどくない程度の時事ネタや、絵と合わせ技のセリフギャグが最高。大人のグルメ大人のレジャー漫画。

ループものとして当初はとても面白く読んでいましたが、新人物→実は→新人物→実は→新人物の繰り返しで嫌になってしまい「とりあえず流し読みして結末まで追う」漫画になってしまいました。もっとコンパクトに完結していれば個人的に良作だったのですが。

主人公とヒロインのキャラが魅力的。ただ、この先の着地点が読めません。ヒロインがAV出演した時点である意味でゴールのような気がします。夫婦のSEXを何十巻も延々描いている化け物のような漫画もありますが。

キャラクターの内面描写や心の交流が楽しめた漫画。女性目線なので女性間特有のバチバチも多く、エロティックさや萌えとは対極。現実に近い青春スポーツドラマですが主人公の能力の伸びが超人級なので結局漫画か感が強まりそこがひっかかりました。１巻時点での運動能力設定が低すぎた気がします。