みついえジェシー さんのレビュー

93年にかかれた作品とは思えないネットワークへの考察がすばらしい。
ただ、それ以外は少し薄めかなという印象。

当初は圧倒的な恐怖と謎の存在であった巨人が巻を重ねるごとに徐々に明らかになっていくという謎時のようなワクワクと、一方で人間と社会、世界とのつながりを改めて考えた作品。
終わり方も非常に良かったとおもう。

若気の至りのようなイタさもあるが、それを吹き飛ばすだけの勢いと気合いがある。

DAICONフィルムなどの当時のオタク業界の裏話的な話も垣間見えるのもよい。