マンガ好きが選ぶ読書記録&新刊通知サービス
全42件
taritoo
3.5
藤本タツキさんが好きで、あとはチェンソーマンにハマっていることもあり、読んでみた。何かの漫画に似てる…と思ったら、ベルセルク!でもベルセルクが好きだからファイアパンチも好きだった。ドマの復讐から、氷の魔女の登場、何よりもユダがルナとして生きていく場面なんかは、もう何が言いたいのかさっぱりだった。でもファイアパンチの生き様は涙を誘う。燃え続けても、復讐者を見失ってもなお、死ぬことができずに燃えながら生き続ける。ダークファンタジーのような、どんよりする内容かもしれないが、話がまずおもしろかった、ただ難解すぎて理解が追いつかず。1番印象に残った場面は割と序盤で、人肉を食う=教養がない=生かしちゃおけない?藤本タツキさんの作品というだけで、期待値が高まる!カニバリズムは反対だが、それを教養と案内するあたりが、さすが。
ファイアパンチ
レビュー(950)件
完結・全8巻
このレビューにはネタバレを含みます。
GTOは青春時代に一度読んでいて、30半ばで再読。当時はすごくおもしろくて、兄のマンガだったから思うように読めなくて。今回、レンタルで一気に読んだけど、青春とかエロとかムラムラとか、そういう気持ちが溢れているときに読むのがベスト。…要するに学生時代にリアルタイムで読む!今読むと、多くのシーンがアンリアルに感じてしまった。鬼塚が強すぎる!のもそうだが、神崎の頭の良さ、雅と藤吉の車逃避行、常盤愛の検尿、上原と吉川の沖縄2人きりデート、渋谷のテコンドー、勅使河原の偽警官など。。こうやって思い出すシーンを上げてると、GTOやっぱりおもしろかったなぁってなる。GTOの続編を読んでいるが、それよりもやっぱり初期のGTOが一番。内山田教頭とか、冴島とか、おもしろ要素もあって、再読してよかった。
GTO
レビュー(442)件
完結・全25巻
1.5
レンタルで読んだ。妖怪×霊能というジャンルが斬新!だけどあまりハマらなかった。詰め込みすぎ。盛り込みすぎ。対象が中高生かなとも思ったが、綾瀬桃への愛をアピるオカルンとジジの歌が90年代で、対象がますます分からなくなった。続巻が出ても読まない。5巻まで頑張って読んだ。ファンの方、気分悪くしたらゴメンなさい。好みが分かれると思います。注目されてる理由もよくわかりませんが、綾瀬桃の2巻の見開きが可愛かったのは不覚でした。
ダンダダン
レビュー(981)件
既刊17巻
3.0
2、3回読む必要のある漫画だと思う。必要、というか、読むと足が出ておもしろい。ただしテーマが重い!小学生にしては色々と背負いすぎている。実際に小4と関わると、ここまで大人っぽい子はいないし、少し設定に無理がある感じがする。それにしずか、まりな、東くんの育った環境に「共感」できないと、鬱々とした展開であまりリピートする気にならない。
タコピーの原罪
レビュー(1414)件
完結・全2巻
4.0
スマホ広告がきっかけ。ちなみに銃を持った鈴木に対して、落ち着いた対応をしていたヨウコのシーン。予想以上におもしろかった!絵がシンプルで、無駄な描写がなく細々としていない。それでいて佐藤アキラも淡々としていて、派手さがない分、戦闘シーンが際立つ。セリフをいちいち伸ばすところもツボ。ヤクザや総合格闘家よりはるかに次元の超えた強さを持つ殺し屋。アキラのルーツも、山で育った以外、未知なところに計り知れない強さを感じる。ヨウコの受けた訓練についてもほぼ明言されてない。設定がいい。そして3度ほどあった、ヨウコが酒で男を潰すストーリー。ヨウコのテンションの上がり具合もおもしろいし、表情や、思考もウケる。登山家ABルートとか、心の声が漏れてるとか、あとはタクシーで〆るあたりも最高。解説ポジションのバーのマスターも味が効いてる。酔ってる側の、視界がぐるぐるして、トイレに這いつくばる様子とかも、経験者じゃないと描けない。そのリアルさもすごく良かった。
ザ・ファブル
レビュー(1524)件
完結・全22巻
アプリで読んだ。2巻までしか読めなかったので続きが気になる。1回につき1話っていうのがうまいし、それにハマった作品だった。一気読みだと何も残らなそう。桜井さんとくっつくのか、サバエとヤるのか。1話完結型だからあまり展開は望めないけど、その先がみたい。いっそのことサバエとのベッドシーンが見たい。
サバエとヤッたら終わる
レビュー(47)件
既刊5巻
2.5
最初の巻が一番よかった。苺ちゃんが出てきたあたりから、少しずつ面白みがなくなり、弱木くんにホームで告ってからは、高嶺さんの本領が発揮されず、ただの恋愛マンガに落ち着いてしまったような。弱木くんの企画が酷すぎて笑える。高嶺の内面の声「弱木キューン」は好きだけど、外面とのギャップをまだまだ見たかった。でも最後まで読んでみたいです。
高嶺のハナさん
レビュー(62)件
既刊11巻
2.0
途中までの盛り上がりが最高!佐野を監禁してからだんだんつまらなくなった。柿野さんに感情移入してしまう。自分だったらと思うと本当怖いし、病む。殺す側も殺される側も怖く、誰もハッピーにならないあたりがダークで救われないが、人を殺したあとで幸せを見つけようとしても、他人の人生を奪っておいて自分が幸せになっていいのか?って気持ちになる。雪江もただただ、ふとありふれた幸せが欲しかっただけ。刑事が家に来た時に自白した柿野の気持ちはとてもわかる。そのとき雪江はどう思ったのか。お腹に宿した赤ちゃんはこれからどうなるのか。もし〜の話なんかよりも、その自白した後の展開が見たかった。
ただ離婚してないだけ
レビュー(111)件
完結・全5巻
最初の設定を見るに、作者の主張が強いのかなと思いながら斜に構えて読んでいたら、いつのまにか『青い監獄』の世界観にどっぷりハマってた。チームZがAと闘う下剋上ストーリーかと思いきや、設定でいい意味で裏切られ、蜂楽や千切、國神など元々のチームメイト以外にも、凪や糸師兄弟、士道など途中で出てくる面々の良さもあり、敵だった人が仲間になっていく設定はおもしろい。そしてエゴの集団=FW集団として、ストライカーが今の日本代表に必要であることを訴える作品として、作者の主張が強くて、お気に入りのマンガのひとつになった。
ブルーロック
レビュー(1019)件
既刊31巻
おもしろかった!天竺が出てきてから、稀咲を倒すまでの盛り上がりが見事でした。世間の流行に乗っかって軽い気持ちで読んだけど、人気が出る理由がよくわかる。ヤンキー×タイムリープ。しかも時空系って設定が複雑になるのに、武道視点でしか書かれていないので、シンプルで違和感がない。絵とかではなくキャラとして、橘ひなたがかわいい。ヒロインがかわいいという条件をクリアしてさらに、マイキーとドラケンっていう花形がいて最高。主人公が弱くても、周りに強い人がいると成り立つ。そして武道の過去へのリベンジ!諦めない心!かっこいい。
東京卍リベンジャーズ
レビュー(1868)件
完結・全31巻
あだち充さん、名作を残してくれてありがとうございます。タッチに続いて良い作品だった。でもタッチの設定に比べるとそこまで、ハマらなかった。タッチ読んだ後だし。国見ヒロと雨宮の関係もありだけど、木根くんも地味に覚えてる。マンガってシンプルでもおもしろい。それがあだちさんの作品。
H2
レビュー(555)件
完結・全34巻
これは名作!と言われて読みました。映画化が決まる前なので世間にもあまり浸透してない頃。読んでみて、絵のタッチといい、設定といい、あまり好みではなかった。ミギーとの友情、なのか…。市長が叫ぶシーンは未だに覚えている。
寄生獣
レビュー(1408)件
完結・全10巻
読むのにすごく時間がかかるけど、そのぶん内容がおもしろいので読み応えがある。芝居をしてた頃におすすめされて読んだが、北島マヤと姫川亜弓のライバル関係や、紫のバラの人の存在など、古風っぽいけどおもしろい。ネタになる絵のタッチなど、ツボでした。また読みたいなぁ、読んだの10年前位。
ガラスの仮面
レビュー(175)件
既刊49巻
1巻から期待できる設定。あと絵がうまく、絵だけ見ても楽しさが伝わる。怪獣の規模をフォルティチュードで表現するあたり、オリジナリティがあるし、主人公が32歳っていうのもいい感じ。少年マンガだったら10代の縛りがあるので、その辺りも好感が持てた。歳を重ねても夢を叶えられる。カフカにはそんな夢を与えてくれる。続きが気になる。
怪獣8号
レビュー(1675)件
既刊14巻
11巻で完結。話の内容としても、ちょうどいい長さだった。麻子さんに惚れてしまう名取さんの気持ち、よくわかる。お互い誠実で、出会い方はあり得ないけど、結婚までの道筋がちゃんと順を追っていて、応援したくなった。結婚とは2人だけでするものではなく、お互いの家族も巻き込み、さらには社内恋愛なので会社の人も巻き込む様子も描かれていて、正統派だけど、良作でした。本当に普通なマンガだけど、こういう出会いがしたいなぁと思わせてくれた。エロい描写も控えめなのも、この作品のいいところ。汗っかきなのは代謝のいい証拠。香りに少し興味を持った。
あせとせっけん
レビュー(488)件
完結・全13巻
話題だし、絵も入りやすくて読んだら、設定がおもしろくて止まらなかった。一話完結型のようで、少しずつ進展する感じが○。ステラとトニト、アーニャは7個取って、最後にステラ取りそう。スパイと殺し屋という組み合わせもそうだし、心が読める子どもと犬、という設定も良かった。アーニャは癒される。よつばと読んだあとのような気持ちになる。
SPY×FAMILY
レビュー(2423)件
背景描写は少ないが、シンプルさが出ていて、絵のタッチとマッチしてる。主人公の「デンジ」という名前も、主人公ぽいアホさと無鉄砲さと、叶わない恋愛も、設定が良かった。そもそも教育をまともに受けていないため、17歳でも中身は中2。マキマさんに銃の悪魔を倒すことでデートができるという条件に燃えるデンジ。「胸だ!」「ムネダ?」にデンジとマキマの関係性が表れてる。爆弾の悪魔とのバトルが圧巻!ゲロなしのまともなキスと思いきや舌を噛みちぎられるデンジの不運さ。主人公にしては不遇な扱いだが、まっすぐで好感が持てる。地獄の悪魔による世界観もタツキワールドが展開されていて印象に残ってるが、銃の悪魔による襲来シーンで、死者の名前が数ページに渡り載せられていて、異質さを感じた。公安編、終了!鬼滅みたいに潔く終わったから、次回作はあまり期待しない。もちろん、発売したら見ます!ってくらい好きな作品。
チェンソーマン
レビュー(2628)件
既刊19巻
間違いなく、作者は東京藝大卒で、美術経験者。絵のクオリティもいちいち高くて見入ってしまうが、何より色んな情報が得られる。例えば小野冴夏のモチーフが小松美羽さんだったり、絵の勉強にもなるが、予備校の中身とか、先生のクセの強さ、何より作品作りに対しての「熱」の入れ具合が臨場感溢れていて、世界観にドップリはまる。八虎や恋ちゃんのように、自分の「好き」を見つけることが幸せの一歩。だと思ってた。自分の好きを見つけることで、その先に目標が生まれ、がむしゃらに足掻き、悩み苦しみながらも、夢に近づいていく。決して幸せではないし、世田介くんみたいにネガティブゾーンでもがき苦しむこともあるが、光を目指して歩んで行く過程が泥臭くて、感動する。美術なのに、人間くさい。それは自分が美術に対してあまりにも無知だった証拠。おすすめしてくれた友だちに感謝したい。
ブルーピリオド
レビュー(1499)件
既刊15巻
BLUE GIANT SUPREME ブルージャイアント シュプリーム
レビュー(666)件
完結・全11巻
宮本大の熱血まっすぐさが三歩に似てる。岳の作者と同じで驚いた。テナーサックス素人から始まり、ソーブルでの演奏までを描いた等身大の青年の物語。大と玉田と雪祈、この関係の変化もすごく良かったし、ラストで雪祈が事故にも驚いたが、2人で大舞台に挑む姿に感動した。雪祈も先にソーブルで演奏していることで、結果的に3人とも大舞台で演奏できたという物語のクローズも上手だが、大と家族との関係が良かった。兄・雅之の弟想いなところや、妹・彩花との関係も好き。おいしいカレーの秘訣は、玉ねぎのミジン。カレー作りの参考にしています。
BLUE GIANT
レビュー(1052)件
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