ラピス@プレトノイヴ さんのレビュー

ケンガンの試合の迫力が凄まじいし、格闘描写もさることながら選手のそれぞれのバックボーンもまた熱いし、最後までどちらが勝つかわからない試合で読み応えが抜群でよかった。とはいえ、試合の商社がわかっていても二度も三度も読みたくなる魅力にあふれていますね

中学生の娘が代筆して奮闘する青春とアットホームのコメディが混ざった星里もちる先生のコメディ。絵柄にくせがないから読みやすくてオススメしやすい一作です。ただ父親が面白い漫画のネームは描けるけど、すぐ逃げ出してしまうのはちょっと……と感じてしまいました。そのあたりはもっと納得できる掘り下げが欲しいところが不満でした

暴走族で生ける伝説ともいえる翔といじめられっ子の入れ替わり。よくもまあ次から次へとやべえ奴や連中と関わりもってしまうなと思ったり、それを打開する熱い展開はあります。こういうのを読むと友情や人情っていいものだなと思います。
ただ時折、主人公が人格入れ替わってるのかと思うぐらいすげえ啖呵をきったりします。ラストで入れ替わりが終わった後の変化とかもうちょっとみたかった気もします

沢村達が２年になってからのactⅡ。
先輩になって頼もしさと新しい壁が出てくる。２年の沢村が後輩どころかチームを引っ張っていくのは成長の著しさを感じ、タイトル通りダイヤモンドともいえるような輝かしいエースの姿に感じた。ラストは打ち切りと揶揄されることもあるものの、これ以上あるかといえるような締めくくりに個人的には感じた。ただ願わくば3年になった沢村達やプロ入りした御幸の活躍とかみれるものならみたいと思うのも人情だろうか

高校野球を強豪校から描く漫画。とはいえ、主人公の沢村栄純は弱小中学から王者とまで称される名門校に入学して這い上がっていく王道の少年漫画的要素もしっかりある。その成長は丁寧かつ熱く仕上がっている。また、それと同時に進行していく１年の夏予選では激しいベンチ枠の争い、２、３年の先輩達の積み上げた熱い想い。予選が始まれば敵高の熱いドラマと高校野球の熱い要素がこれでもかと盛り込まれた最高峰の野球漫画だと思います。
あと個人的に一番共感できたのはベースランニングのキツさの描写ですかな。自分もかつて野球をやってたときにこれがめちゃくちゃキツかったので（笑）

キャンプや道具の解説が丁寧だったけど、正直キャンプしない人間だから流し読み程度になってしまった。人間模様は定番な感じだけどそれゆえに面白くて見ていて楽しかった。雑誌の休刊で一気に畳んでしまった感があるの少々残念だけど続きはやるみたいなので楽しみにしています

突然現れた美少女に無理矢理引っ張り回されて、帝国と戦いながら目的地に向かう。ミアンや皇帝シオンの目的は一体何なのか、という謎に引き込まれてどんどん読んでいってしまいました。あとこの作品に出てくるアコギ人が濃すぎて、下手をすると一番印象に残ってしまいそうなほど（笑）