作品数:16

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4,565

5.0

27巻まで読みました

ラスト5巻やばすぎ

鋼の錬金術師

レビュー(2472)件

完結・全27巻

5.0

好き。

鋼の錬金術師

レビュー(2472)件

完結・全27巻

4.5

27巻まで読みました

国家錬金術師「エドワード・エルリック(エド)」と、その弟「アルフォンス・エルリック(アル)」のエルリック兄弟を主役にしたファンタジーマンガ。
連載当時、二度のアニメ化、映画化、実写化と、大ブームを起こした作品です。

禁忌とされた人体錬成の代償として、エドは片腕と片足を失い、アルは全身を失って魂のみその場にあった鎧に癒着され、鎧の体となってしまう。
失った体を戻すため、賢者の石と呼ばれる奇跡の物質を求めて旅をするというストーリーです。
タイトルの通り錬金術師と呼ばれる人々が活躍する作品ですが、本作の錬金術師は卑金属から金を錬成するべく試みる研究者ではなく、本作登場の錬金術師は錬成陣と呼ばれる手書きの回路を用いて物質を分解、再構築しており、魔法に似た術を使う人々となっています。
一応、等価交換が原則で、無から有は作れず、物質を分子レベルで理解して、その構成物質の範囲内で再度作り直しているということになってます。
といってもただの地面を隆起させたり、壊れた機械を直したり、空気中の酸素を爆発させるなど、理論では無理があると感じる箇所もありますが、そこは高度な知識と独自研究に基づいているため具体的な手法は秘匿されているという説明がついています。
エドは人体錬成時に「真理の扉」を見ており、それによって錬成陣無しで錬金術が使えます。
賢者の石は等価交換の原則を無視できる物質と考えられていますが、生成にはおぞましい方法を取る必要があり、賢者の石を求める兄弟は、国家を巻き込んだ謀略の渦に巻き込まれていくという展開となります。

ストーリーはかなりダークです。
錬金術師によって人ならざる体に生成された人々や、大事な人を人質に取られ人道に反する行動を強要される展開が続きますが、絵はライトで読みやすく、残酷なシーンが多いのにそれを感じさせないです。
それどころかギャグ漫画テイストな雰囲気すらあり、一方でストーリーマンガとして展開がしっかりしていて、キャラも個性的で先が気になる作品でした。
普段マンガを読まない方にもおすすめできる名作と思います。

鋼の錬金術師

レビュー(2472)件

完結・全27巻

4.6

15巻まで読みました

北海道の農業高校「大蝦夷農業高等学校(通称:エゾノー)」を舞台とした学園モノ。
高校受験に失敗した「八軒 勇吾」は、父や受験戦争から逃げるように農業高校へ入学するが、体力勝負な授業や、家畜達の現実などを目のあまりにして、人としての成長や自分の本当にやりたいことは何かを見つけるストーリーです。

荒俣宏といえば"鋼の錬金術師"なわけですが、本作はファンタジー色のない全く毛色の異なる作品です。
農場経営の現実、ものづくりの楽しさ、食卓のお肉ができるまでの流れなど、普通の学校で学ぶこと以上のことが本作ではドラスティックに描かれています。
特に、名前をつけてしまった畜産豚の、屠殺から食当肉として加工、豚丼にして食べるまでを描いたシーンは象徴的です。
ただ、残酷な、暗い作品というわけではなく、勉強になるが明るくて笑える作品でした。
ただ、登場人物は皆、高校生にしては現実を見据えていて大人びた印象がありました。
舞台が普通の公立高校などではなく農業高校で、親が経営をしている家庭が多くなるためなのかもしれないですが、乱れまくったり遊びまくったりの生徒がおらず一様に良い子だらけなのが不自然に感じました。
お色気要素はほぼ無く、そんなことよりも牛だ豚だ馬だという異色の内容だと思います。

全15巻。途中、休載や不定期連載となっていたため連載期間は長期でしたが、当初の予定通り、八軒の高校3年間を描ききって完結しています。
ラストは、らしいといえばそうですが、修羅の道を選択していて、漫画のキャラクターですが、その後の彼が心配になりそうな終わり方となっています。
ただ、本作で描かれた3年間から、彼なら大丈夫と思えるようないい終わり方だと思いました。

銀の匙 Silver Spoon

レビュー(1058)件

完結・全15巻

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Ikuru

Ikuru
3年前

3.6

雰囲気が良い

銀の匙 Silver Spoon

レビュー(1058)件

完結・全15巻

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