竹宮恵子

青いガラスのような湖と、白い積雪に守られて、静かにたたずむ赤レンガの家。そこには、盲目の少年ニコルがひっそりと暮らしている。幼い頃は、兄のアルベルとともに天才スケーターと呼ばれたニコルだった。兄の久しぶりの訪問を喜ぶ弟。だが、ふたりの心の奥底には、冷たく哀しい旋律が流れていた──。

見かけはセクシー＆キュートな美女――しかし！その正体は魔女っこキツネ♪のコン子が世を拗ね家出をした赤ちゃんを拾ったからさあ大変！居候先の一郎クンも巻き込み、すったもんだの大わらわ…しているうちに、訪れちゃったこの気持ち。これって、恋の予感……!?★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開！