マンガ好きが選ぶ読書記録&新刊通知サービス
作品数:7
全905件
うにたべたい
4.1
舞台は二十世紀末の英国。世間一般に流布されない"吸血鬼事件"を処理してきた大英帝国の王立国教騎士団、通称「ヘルシング機関」。そこに所属する怪物、吸血鬼「アーカード」と、ヘルシング家当主「インテグラル」を中心に展開するダーク・ファンタジー。吸血鬼の設定は、日光を苛み、並外れた身体能力を持つ、ブラム・ストーカーの描いたそれに準拠しています。大コマで登場キャラクターがセリフを吐き散らかすシーンが多く、独特の台詞回しはヒラコー節と呼ばれています。名言が多く、少佐の演説のセリフ「よろしい ならば戦争だ」や、ウォルターの「小便はすませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタふるえて命乞いする心の準備はOK?」など、一定年齢以上の人は当然知っている、今なお語り継がれるセリフが多々あり、一時代を築いた作品だと思います。線が太く、化け物たちが、武器で、銃で、牙で、殺し合う場面が多く占められていて、設定、台詞回し、バトル描写、どれも熱く心滾らせる名作です。一方で、宗教的、政治的に過激な描写も多く、ナチス残党による組織が前面に登場し、嬉々として虐殺を始めるなど、いろいろすごいマンガだと思います。ちなみにこのとき出てくる演説が、かの有名な「諸君 私は戦争が好きだ」云々で、本作の異様さ、異色さ、そして"異様だと感じられることに関する不思議な嬉しさ"を感じることができる、まさに本作を象徴する名場面です。バトルシーンが多く、場面がわかりにくい感じを受けますが、なんてことはなく、殺したいやつが殺したいから殺し合っているというシンプルな作品です。正直なところ「かっけー」、「すっげー」がわかればそれで問題はないと思います。全10巻とそれほど長くなく、コマ割が大きく、バトルが多いですが、絵が濃厚なためかかなり読み応えがあり、噛み締めて読むのがおすすめです。ちなみに私は少年画報社のアプリで読みましたが、コミックス版だと巻末におまけマンガがあり、かなりファンキーで面白かった記憶があります。アプリ版だとおまけマンガがないのがとても残念です。今から読む方はコミックス読みをおすすめします。
HELLSING ヘルシング
レビュー(336)件
完結・全10巻
ほし
4.6
ひらこー作品たまらんわ、おもれぇ〜
ドリフターズ
レビュー(511)件
既刊7巻
4.9
主人公最強系のトップ。マジで負けん。でも敵も出来る。敵がカッコいいマンガは須く良い。
サ
3.6
このレビューにはネタバレを含みます。
異世界?でパワープレイながらもストラテジックに敵に攻めていく感じは謎の爽快感がそれだけでなく現時点最新刊では先の読めないハラハラする展開になってきて続きと話の行く末が非常に気になる戦闘部分だけでなくギャグパートも面白くて偉人漂流者トリオの掛け合いがくだらなくて笑ってしまう…信長がツッコミ側に回ってるのが特にツボただ、古い戦い方にドラゴンとか魔法とかファンタジー要素が絡んでくるけどそこらへんパワーバランスが少し分かりにくいような…ファンタジーをリアリティ(島津は化け物じみてるけど)で制すという痛快さが良さという人もいるかもなので個人の感じ方によりけり
いも潰すよ
5.0
人生で一度は言いたい言葉サーチアンドデストロイ
AGOすけ
4.0
厨二バトル物の最高峰‼︎
Ikuru
3.9
バンパイアは、手が長い
せーふぁ
2021/1/1 全巻無料フェアがあったので、やっと読むことができました。偉人たちが異世界転生してバトルこれだけで面白い。最高に厨二心を心地よく刺激してくれる作品。キャラのかけあいも面白いです。ファンタジー世界に転生した偉人たち。島田豊久・織田信長・那須与一。彼らは「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれ、互いに協力しながら異世界攻略をめざします。また、「廃棄物(エンズ)」と呼ばれる人物もいます。彼らは、異世界を滅ぼそうとする組織側に属しています。土方歳三、ジャンヌダルク、ジルドレ、ラスプーチン、源義経etc...生まれた時代が全然違う主人公側たちの「俺が死んだ後はどうなってたの」エピソードとか面白いですね。どうやら未完のまま数年新刊が出ていないようです。首を長くして待ちましょう。
2021/1/1読もう読もうと思って幾星霜、全巻無料だったので読破しました。吸血鬼と対吸血鬼組織、カトリックとプロテスタントなどなど、厨二心を心地よく刺激してくれる設定がてんこ盛りです。婦警さんと隊長のエピソード、執事の厨二節、特務少佐のよくわからないカッコいい演説、響きました。「サーチアンドデストロイ!サーチアンドデストロイ!」某PCゲームで出てくるこのセリフの元ネタは本作だったんですね。
スーパードライ
3.5
絵は上手い。発行間隔が長過ぎる…
漫画を探す
話題のニュース