椎名うみ

一巻からゲロゲロ泣く

アフタヌーンの漫画高校生ぶりぐらいに読んだがさすがにおもしろいね！

一巻だけでも読んだら引き込まれること間違いなし。これからもっと知名度は上がると思う。

これこそ本当の「尊い」だよ！！！
怖い。キュンとする。可愛い。…泣ける。
本当切ない。この作者のデビュー作？
マジ天才。

7巻:ますます加速する面白さ。未だ着地の見えない物語。ただただ素晴らし過ぎる。

【ホラーラブ】ってジャンルでいいのかな？！恋愛がメインのはずが描写描写がホラーすぎて肝が冷えますねぇ... ホラーラブがふりきっててギャグにも見えるシーンもあるのに主人公の女の子の気持ちが切実すぎて全く笑えません。本当にホラー。

優里ちゃんや青野くんをはじめとする登場人物の多くが年相応に未熟であり、加えてそれぞれの生い立ちや過去に由来する危うさや不安定さを持ち合わせている本作。
もちろんそれがこの作品の大きな魅力ではあるのですが、同時に得も言われぬ不気味さやもどかしさを感じさせ、読み進めるうちに面白いながらも暗い気持ちになってくることもしばしば。
そんな中で抜群の安定感と信頼性を見せる藤本くんの存在はとても心強く、優里ちゃんに「強くて優しくて誠実で嘘がなくて正しい人」とまで言わしめるのも頷けます。
いち読者から見てもこんなに頼もしく感じるのですから、実際に生命に関わるような恐ろしい体験をしているにも関わらず周囲に頼れる大人がいない優里ちゃんにとって、藤本くんの存在がどれだけ支えになっているかは想像に難くありません。
優里ちゃんと青野くんの恋路が今後どのような展開を迎えるのか想像もつきませんが、個人的には引き続き藤本くんの活躍にも注目していきたいと思います。

　ジャンル的にはホラーラブストーリー、ただ回を追うごとにホラーの占める割合が大きくなっていきます。この作品は何とも形容しがたい面白さがありますね。主人公の優里の感情や反応は純粋で、あまりにも純粋すぎるが故にどこか“ズレ”を覚えます。これが「ラブ」では滑稽さを、「ホラー」では不気味さを醸しだしていて、読んでいて不思議な感覚に襲われました。単純な絵だと思っていたら、背景に色々なものが隠れているような……そんな作品です。

メンヘラのオッさんはラブ、この漫画。

ホラーラブストーリーとカテゴライズされる作品だと思うけれど、ホラーとラブが見事に共存している。しっかり怖いし、主人公と恋人とのジレンマもうまく描かれている。面白い！